スーパースワン105のユニット換装 続き
新しいユニットはフォステクスから限定発売されたFE108SS-HP、去年の2月の発売されましたがまだ手に入ります。これまで使っていたのが2007年に発売されたFE108ES2、すでに16年目に入りました。比べてみるとコーンの色が違ってますがどちらも紙です。キラキラと光って見えるのはコーティング材にマイカが入っているからだそうです。形状ではリブが3本から5本に増えて強度アップを狙ってのことでしょう。横は左が108ES2、右が108SS-HPマグネットの大きさが全然違いますが108ES2は磁力の強いランタンコバルトマグネットを採用しているので磁力はどちらが強いのかはわかりませんが普通のユニットよりははるかに強くバックロード用ユニットに適していそうです。ただそれ以外の数値、m0(分かりやすく言えばコーンの軽さ)は重くQ0(特性の鋭さ)は鈍くなりダンパー類は硬くなっていてやや不向きで中途半端な数字になっています。フォステクスにとってスーパースワンは無視できない数がまだ稼働しているはずで無視できない数が売れるのだと思います。そしてそのユーザーたちは高齢化しているので穏やかな特性にしたのでは感じます。なのでスーパースワン105では低音過多は想像できますが入れてみないとわかりません。結果は後ほど・・・