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ありがとうのホームページです

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「ありがとう」の奇蹟


白い花


      「ありがとう」の奇蹟  小林正観著「幸せの宇宙構造」P118


 「ありがとう」という言葉には、大変な力が込められているようなのです。
 あるところでの話なのですが、30代半ばくらいの女性と60歳くらいの女性が、
受付で私を待ち受けていたことがあります。
 
 その若い方の女性は娘さんなのですが、私を見つけると、「この人が小林さん
よ」と、母親という方に紹介しました。母親は、このように言いました。

「ああ、小林先生ですか。お初にお目にかかります。命を助けて下さいまして、
ありがとうございました」 私は一瞬戸惑いました。

「今日が初対面なのですね。初対面なのに、命を助けていただいて、というのは、
ちょと説明を頂かないと分からないので、詳しいお話を」

「はい、それでは事情をお話します。」
ということで、その女性が話されたのは次のようなことでした。

 ある時期、自分の体が大変弱って、足腰も弱り、壁や机につかまらなければ
立ち上がれない、あるいは歩けないことがあったのだそうです。あまりにも体が
弱っているということで医者に診てもらいました。そうしたところ、結果は末期癌
である、ということだったそうです。

 この方はかなり強い人だったらしく、「癌であるならば言ってください」
と医者にお願いしていたのでしょう。「入院加療の必要はありません。自宅
療養をしてください」といわれたということです。つまり、末期癌でもう手
の打ちようがないので、自宅で残りの日々を過ごしてくれ、ということのよ
うでした。

 その宣告を受けたときに、暗澹たる気持ちになったというのですが、一つ
だけ光明がありました。それは、その宣告を受ける1週間前に、娘さんが次
のような話をしたのです。

 小林さんと言う人がいて、その人から3回ほど話を聞いた中に、
「ありがとう」の話があった。「ありがとう」を2万5千回(心をこめなくて
よいから)言うと、なぜか涙が出てくる。その涙が2時間から3時間出たあとで、
再び「ありがとう」を言おうとすると、本当に心の底から感謝の念が湧いてきて
「ありがとう」の言葉が出てくる。その気持を込めて「ありがとう」をあと
2万5千回ほど言うと、突然に自分にとって嬉しく楽しく、幸せな奇蹟がおき始め
る。
という話です。

 その病気の検査結果が出る1週間ほど前に、娘さんがこの話を聞いてきて、
それを母親に言ったところ、「へー、そんなことがあるの」と軽く聞き流した
というのです。しかし、その一週間後に癌の宣告を受けることになり、
落ち込んだけれども、その一筋の光明があった、ということでした。
そして、その母親はこういうふうに決意するのです。

「もうほかに手の打ちようがないのであれば、奇蹟に頼ってみよう。そして、
1日1000回『ありがとう』を言って、100日間(合計10万回)続ければ、
いくらなんでも5万回を数え間違えることはないだろう」と。
 そして、1日1000回の「ありがとう」を言い始めます。

 30日ほどたって(「ありがとう」を3万回ほど言い終わったところで)、
壁や机を頼って立ったり歩いたりしなければならない状態であったのが、
自分の足で立ち、歩けるようになったということでした。

 2ヵ月後(6万回「ありがとう」を言っているうちに)、隣近所の人から
「最近、顔色が良くなりましたね、お元気そうですね」と言われるように
なりました。もちろん、近所の人には末期癌であることなど伝えていないので、
ただ近所の人たちは、元気になったということを外見から感じて、そのような
感想を言ったらしいのです。

 3ヶ月ほどたち(「ありがとう」が9万回超えたころ)、そのあたりで体重が
増えて、顔もふっくらしてきました。これはおかしい。どうも体に変調をきたして
いるようだ、ということで、その母親はさらに10日間、10万回の「ありがとう」
を言い、それからもう一度病院の検査に行くのです。

 そして、もたらされた結果は、癌細胞が全身からすべて消えている、
という、ものでした。末期癌が治ってしまったのでした。
 「ありがとう」を10万回言い続けた結果、癌が治ってしまった。
そういう事実が私のところに報告されました。

 すべての人にこの方程式が当てはまるとは保証できませんが、
「ありがとう」という言葉にはものすごい力があるらしい、ことが証明された
一つの事件でした。


           「幸せの宇宙構造」は弘園社℡053-471-0114まで


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