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カテゴリ:僕の中の名画特集
ここでオススメ映画紹介。北野武監督作品「キッズリターン」 今年のカンヌ映画祭でも話題沸騰の北野監督の第6作。 何かしなきゃいけないと、探すのだけれど、何もみつからない。 見つかったとしても、そこには悪魔のささやきみたいなのがあって 常に敗者の道に引きずり込もうと手ぐすね引いて待ってる。 それにひっかかって沈んでいく。 才能っていうやつがあっても、周りにつぶされていくんだっていうね。 最初からだめならショックも少ないけど、才能があってダメになるっていうのは、きつい挫折だなあ。 その過程を描いているだけの映画ですから、 なんかブルーになるかも。 映像も北野ブルーだし。関係ないけど。 リスクが裏付けされない「自由」に対し、北野 武が用意した解答は冷酷なダメージ。ダメージを受けたふたりと、彼らを取りまく人々を通して、北野 武は我々が「自由」と呼んでいるものの意味を問いかける。 楽しく始まりながらも、結果、ズシッと手応えのあるヘビーな仕上がり。 ラストは一瞬爽やかな気持ちになれる。 「マーちゃん、俺たちもう終わっちゃったのかな」 「バカヤロウ、まだ始まってねぇよ」 「俺なんて、どうしようもねぇよ・・・」っと思った時は、僕は『キッズ・リターン』を観ます。 HEY!HO! LET'S GO! 明日もがんばってこ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月14日 02時10分46秒
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