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今が生死

2007.05.04
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カテゴリ:健康
漫才師、参議院議員、大阪府知事として有名を馳せた横山ノックさんが昨日咽頭がんでお亡くなりになられた。75歳とのことである。咽頭がんは上咽頭、中咽頭、下咽頭がんに区分され、全体としてそれほど多いがんではないが、頚部リンパ節や他部位などへの遠隔転移も高率で、放射線治療、抗がん剤、手術などが行われるが予後不良のがんの一つである。病院

口腔内の不潔、タバコ、酒などの慢性刺激が誘因になると言われているが、精神的なものや体質的なものもあり、それが全てではない。

昔ならともかく今の時代では75歳ではまだ若い。人は必ず死ぬわけで、必ずしも早く死んだから不幸で、長く生きたから幸せというわけでもない。何時死ぬかは誰にも分からない。死ぬ直前に満足な人生だったか、不十分な人生だったか漠然と感じられるものだが、少しでも長く生きた方がそれだけこの世でやるべきことができるので、一般的には長生きの方が不足が少ない人生といえる。しかし、晩年、認知症などになってしまったり、心にもやもやのある暗い人生だったらそうとも言えないだろう。失敗

ノックさんは漫才師や議員として成功し、2期目の知事選挙でも235万票を獲得し、庶民派政治家として一期目の仕事を評価され、順風万風で人もうらやむ人生だったが、選挙運動員に対する強制わいせつ罪で起訴され、当選後8ヶ月で辞職に追い込まれた。執行猶予期間終了後漫才活動などを再開したが、支持者を裏切った行為は簡単に許してもらえなくて人気は出ず、不十分な人生だったと思う。しょんぼり

一つの行為によって、その人の今までの漫才などの芸術活動や政治活動を評価されるものである。ビートタケシさんが週刊誌社に殴りこみをかけ、実刑を受けたがその後の着実な芸術活動で、見事なカムバックを果たしているが、一般的には、失点を取り返すのは並大抵のことではない。マラソン

ノックさんのその後の生活やお気持ちについて私はよく知らないが、もし話し相手になれたらよかったなと思う。人生失敗のない人などいない。問題はその後である。失敗は失敗としていつまでもくよくよしない。社会に対して自分にできることはないか考えて、少しでもその道に努力していく所に希望が見えてくると思う。横山ノックさんのご冥福を心よりお祈り申し上げる。月






Last updated  2007.05.04 12:01:17
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