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今が生死

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2007.09.02
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カテゴリ:家の整理
私の家には駐車場、草花や植木が植わってる花壇、野菜が植わっている畑のスペースを合わせてかなり広い庭がある。
s-200709021644000.jpg
庭にある義息が作ってくれたパーゴラ。

この庭の草取りが大変である。父が生存していた頃は草は一本も生えていなかった。ある時何げなく家内に「家の庭には草というものは生えないのだね」と言った。「脳天気にもほどがある。お父様が草が目を出したと思えば抜いて下さっているからですよ」とたしなめられた。

その父が死んでからは広い庭に猛然と草が生えてきた。働き者の父と違って怠け者の私は、家内に言われてしぶしぶ草取りをするが、草を大きくしてしまってからだから大変である。

今日も草取りをしたが、やり始めてみればそれはそれである程度真面目にしたが、父と自分を比べるとその差は天と地ほどの開きがある。草取りだけでなく、家の中の掃除、新聞綴じ、ゴミ捨て、家の修理など何でも少しも嫌がらずに当たり前のことのようにしていた父、息子の私は家内に言われていやだということもあるし、したとしてもいやいやながらやる。

そんな自分をいいと思っている訳ではない。尊敬する父のようになりたいと思うが、どこかで甘えがあり、足元にも及ばない。私の息子は私の父ほどではないが、家のことを結構積極的にしているみたいで、隔世遺伝があってよかったと思っている。

草が生えない庭、それは誰かが眼に見えないところで一生懸命管理してくれていたからである。犯罪者がいない地域や社会があるとすれば、それはたまたまそうなったのではなく、だれか(誰か達)が目にみえないところで努力してくれているからだと思う。





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Last updated  2007.09.02 18:41:24
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