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カテゴリ:パソコン・プリンタ等
今上村愛子がモーグル予選で現時点で5位になった。決勝が楽しみである。
今朝の新聞にはスパコン世界一を諦めて応用面で活路との記事が出ていた。2002年に日本は「地球シュミレーター」というスパコンで世界最速になり、アメリカはじめ世界中があせった。 それはスパコンの速度が世界を支配すると信じられているからである。アメリカが核実験をしなくなったのはスパコンで実験の内容すべてが計算できその必要がなくなったからである。 ヒトゲノムや薬の利き方、がんなどの病気の治療法、人工衛星の軌道等すべてがコンピューターで計算されている。ミサイル迎撃も少しでも早く計算できるコンピューターを持っていた方が有利なことは間違いない。核兵器を持っていようが軍隊をどれだけ持っていようが、コンピューターが弱ければ問題にならない。それだけにスパコンのスピードをかけて世界はしのぎを削っている。 日本に抜かれてあせったアメリカは2004年に抜き返し、現在首位を守っている。1,2,3位がアメリカのスパコンで、4位がドイツ、5位が中国、14位が韓国、日本は31位である。 年間1千億もの金をかけて世界ランキング入りに努力してきたが、先の事業仕分けで予算を削られた。世界一だけを目指しての争いはいつかは抜かれる運命にあり、オリンピックと同様、メダルだけを目指すのは正しくない。その応用面で世界をリードするように方向転換するのはよいと思う。がんの治療法でも今のスパコンの速度でも十分計算できる分野もあるはずだ。 オリンピックもスパコン競争も裾野を広げることが大切だと考える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.02.14 10:53:35
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