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今が生死

2010.02.21
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カテゴリ:映画・DVD
マイケル・ムーア監督の「華氏911」を観た。石油利権のためにアメリカに何の危害も加えていない国イラクを大量破壊兵器を隠しているとして攻撃し、沢山の民間人を殺した。イラクに送り込まれた兵士も何人も死んだが、それらの兵士は軍隊のスカウト部が貧民街を回って甘い言葉で入隊を勧めてかき集めてきた人達である。アメリカの連邦議員の子息でイラクに行った兵士は一人しかいない。

国を守るとか、世界の警察としてならず者国家をやっつけるとか大義名分を掲げているが、その実は石油利権を得たり、軍需産業を儲けさせるために始めた戦争である。同盟関係にある日本も多額の資金を出し自衛隊も派遣させた。

日本の自衛隊の犠牲者はなかったがアメリカ人の犠牲者は沢山出て、手足を無くした人もいれば頭がおかしくなった人もいる。戦死者の家族の悲しみはあまりある。

正義のためと思って入隊して戦死した彼らは本当は何のために死んだのだろうか。実際は我欲のために人殺しに来てその渦の中で殺されたのだ。名誉でもなんでもない犬死である。

政府にとって彼らの死は殆どこたえない。補充が効くからである。貧富の差を作り、貧乏人層を作っておけば彼らは入隊募集にいつでも応募してくるからである。

ブッシュ政権が決めた戦争で国民の大多数も支持した戦争だが、内情はムーア監督が描いた通りのものだと思う。

戦争ほど悲惨で残酷なものはない。正義ぶって正義の戦争を喧伝することが多いが大量殺人に正義があるわけがない。オバマ大統領もアフガニスタンでの戦争を支持しているが、よくよく考えて、戦争回避の方向に持って行ってもらいたいと願う。






Last updated  2010.02.21 22:11:18
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