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今が生死

2010.09.23
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カテゴリ:映画・DVD

エデン~1.JPGジェームス・ディーン主演のエデンの東を観た。父親と2卵生双生児の二人の息子の物語だ。父親は聖人君子、聖書を読みそれにふさわしいように生きたいと願いそのように生きてきた。そのあまりの堅物の夫に嫌気がさして双子を産んですぐ母親は家出をしてしまい、父親は子供達には母親は死んだと話していた。

二人の子供の内、兄は真面目で学業成績もよく恋人もいて、父親は誇りにしていたがもう片方(ジェームス・ディーン)は勉強はしない、親の言うことは聞かない、いたずらや乱暴はする、父親はどうしょうもない子供だと思っていたが本人は熱烈に父親に愛してもらいたいと思っていた。

父親がレタスで損失したと同じ額のお金を、ひそかに大豆の先物買いをしてその後アメリカがヨーロッパ戦線に参戦したので儲かって、その金を父親の誕生日にプレゼントとして差し出したら喜ぶどころか他所様の子供が戦争で亡くなっている。戦争で儲けた金を受け取れない。返して来いと言われる。父親の愛を得ようと一生懸命にしたことも父親から拒絶され絶望する。

腹いせに、自分がひそかに会っていた、買春宿を経営している実の母親に兄を会わせる。兄は母親は死んでいると思っていたのに、そんな下品な女が実の母親と知ってショックを受け酒を飲んで暴れて軍隊にはいると電車に乗っていた。そこに駆け付けた父親は息子が額で電車の窓ガラスを割るのを見てショックで脳卒中をおこして倒れてしまう。

今にも死にそうな父親のベッドサイドでやっと父子の心が通じて弟も生きる気力を取り戻す所で終わっている。

父親は真面目で清廉潔白、母親は不真面目で金儲けもするし欲望にも負けたりする。兄は父親似で、弟は母親似で悪い人間だと自分でも思い、こっそり会った母親も自分に似た子供だと思う。

全く違った性格の両親から各々に似た性格の子供が生まれたとの設定だが、一方は父親似、一方は母親似ということもあり得る。

お互い自分に似ている方の子供を可愛がっていたが、似ていなくて可愛がってもらえなかった子供も親の愛を熱烈に求めているのだとのメッセージを強烈に滲ませたよい作品だったと思う。

近く出版される自著「親から受け継いだDNAで運命は決まるのか?」で親から子への遺伝の仕組み等を書かせてもらたので、本作の遺伝のパターンも興味あったので、映画を観てすぐその感想を書かせて頂いた。







Last updated  2010.09.23 23:45:33
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