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カテゴリ:感動したこと
「南洲翁遺訓」をやっと読み終えた。西郷隆盛の言葉を中心に書かれた本だが、随所に大久保との友情も書かれていたので二人の関係をまとめてみた。
西郷吉之介(隆盛)と大久保一蔵(利通)は鹿児島の生まれで少年の頃から切磋琢磨しあってきた。尊敬する薩摩藩主 島津斉彬が急死した時殉死しようとした西郷を何とか死なせなったのは大久保で、清水寺の僧月照と抱き合って入水自殺した時自分だけ助かって申し訳ない気持ちがいっぱいで生きる気力をなくしていた時何とか生かしてくれたのも大久保だった。西郷が奄美大島、徳之島、沖永良部島に流された時も一刻も早く鹿児島に帰藩できるように必死で工作を続けてくれたのも大久保である。明治維新が成り、明治6年中々新政府を認めようとしない朝鮮に対して西郷を勅使として朝鮮に派遣すればその西郷勅使を朝鮮は必ず殺すだろうからそれを大義として朝鮮を攻撃することが閣議で決定した時猛烈に反対したのが大久保で朝鮮を攻めるのはまだ早いと思っていたこともあるが、それよりもそのような形で西郷をむざむざ死なせることに大反対したのだと思う。西郷は国家のために自分が死ぬことは名誉のことと思っていたのでその思いを砕かれたので陸軍大将を止めて鹿児島に帰ってしまったが大久保を恨んだかもしれない。しかしこの時も大久保は西郷の命を救ったのである。後に西郷が不満士族の棟梁として政府に敵対して西南戦争を引き起こすと知った時大久保は必死でそれを止めさせたいと思ったが結局戦争になり西郷は敗れて自刃した。西郷を助けられなったことをどんなに悔やんだか知れない。その大久保は西郷の死から数か月後6人の不満士族に襲われ暗殺されてしまった。明治維新を成し遂げた英雄が相次いで亡くなってしまって大きな損失だった。世間一般には西郷の方がもてはやされているが私は二人の一連の関係を観ると西郷は偉大だったが彼の命を守り彼を育ててきたのは大久保で非業の死を遂げた大久保は西郷以上の人物に思えてきた。この二人だけでなく幕末維新の英傑たちは凄い生き方をしたのだなと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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