今が生死

2019/03/15(金)19:09

ピエール瀧容疑者のことと覚醒剤なしで元気に暮らす方法

生き方(433)

俳優のピエール瀧容疑者がコカインを使用した容疑で逮捕された。テレビや映画で活躍していた人だけにその影響は甚大である。今大河ドラマ「いだてん」にも出演しているが、恐らく今後は出演できなくなってしまうと思われる。過去の出演作「あまちゃん」や「とと姉ちゃん」のオンデマンドでの配信が停止になってしまい恐らく再放送も出来なくなってしまうと思う。本人だけでなく共演者も被害を被り、朝ドラフアンも切ない思いをしなければならない。他の役者やフアンに多大な迷惑をかける結果になり慚愧に堪えないことと思う。この結果は分かっていたと思うが日々の苦しい生活の中で自らを救う方法として覚醒剤を使用してしまったと思われる。テレビや映画で活躍している裏での心身の疲労、気分の落ち込みや苦しみを晴らすのにそれに頼ったのだと思う。  花形役者だけでなく我々一般人も仕事のこと、家庭のこと、人間関係や将来のことなどで悪いことが重なったりすると投げやりの気持ちになったり、死にたいと思ったりする。 人には自分の身の回りのことは自分の都合のよいようにうまく行ってくれるものと漠然と期待している面がある。しかし実際には自分の思いとは裏腹にうまくいかないことの方が多いので、落胆して失望したり傷ついたりする。最初から「人生は思うようにいかないのが当たり前、うまくいくことの方がまれなのだ」と思っていれば結果がだめでも失望しない。これが傷つかない生き方の要諦だと思う。 次に大事なのは業務量と自分の能力の調整だと思う。芸能人が覚せい剤で摘発されることが多いが彼らは売れっ子になったらその仕事量は半端ではない。自分の能力を超えて仕事しなければならない。睡眠時間を減らし食事もまともに食べられなくて身も心もくたくたなのにお客さんの前ではいい顔をしなければならない。このような苦しみの中で覚せい剤に手を出す人もでてくるが、忙しすぎるときはマネージャーに言って仕事を減らしてもらうべきだ。自分の能力を過信していくらでも仕事を引き受けてしまう。その結果、自分を壊し他人をも不幸に陥れてしまうことになる。休養が大事だと思う。芸能人に限らず仕事が忙しすぎる人は適度の休養を入れるべきだと思う。 もう一つ大事なのはゆるぎない自負心と誇りを持つことだと思う。心無い批判にさらされることもあるだろうし、自分がミスすることもあるだろう。そういう時は心が折れてどん底に落ち込んでしまうこともある。しかし自分は今までお客さんのために心から尽くしてきた。何と言われようと何があろうともその信念は変わりないとするプロとしての自負心と誇りは自分を救ってくれるものだ。芸能人だけでなくトップ企業で働く人や医者などにも言えることで誇りを持って生きれば覚せい剤などいらないのだ。

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