今が生死

2019/07/23(火)23:04

うつ病の新しい治療法、TMS療法

健康(1168)

昨日のラジオ日本全国8時ですの講師は医学ジャーナリストの松井宏夫さんでうつ病の新しい治療法TMS療法を解説していた。うつ病というのは意欲がなくなり、物事に興味がなくなり、集中出来なくなって学校や会社を休まなければならなくなったりする病気で昔は怠け病などと言われたこともある病気で本人だけでなく家族も大変つらく苦しい思いをする病気である。原因は過労やストレスなどの社会的要因、いつも悲観的にものごとを考えてしまう心の傾向などの心的要因、脳の働きなどの身体的要因が挙げられている。我が国には約100万人患者さんがおり、心理療法や薬物療法を受けている。しかし実際には治療は受けていないが準うつ病の方がその倍近くおり、国民病、現在病などと呼ばれている。治療は薬物療法が中心だが良くなったり再発したりして難航することが多い。そこに登場したのがTMS(経頭蓋磁器刺激)療法である。アメリカでは10年以上前から日常診療で行われているが日本では数年前から診療が行われており、本年6月には保険適用してもらえることになった。治療方法は弁当箱と同じくらい大きさのものを額の左側に充てるだけで、外から脳に刺激を与えて脳の血流を増やしてうつ病を治す方法で、副作用もなく、パソコンが使えるようになったとか、目の前がぼやけていたのにすっきり見えるようになったとかかなり効果があるようだ。1回40分で5日間治療して、6週間=30日間でよくなるとのことで素晴らしい治療法が出てきたと思う。額に電磁波を当ててもらって脳血流をよくして頭脳明晰になるように願っている。

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