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カテゴリ:辛かったこと
昨日88歳の胆管癌の女性が亡くなった。がんが肝臓や腹膜に転移しており手術などの適応はなく、苦痛がないように見守ってやるしかない現状だった。京都から長女の方が泊まり込みで見舞いに来ていた。本人も長女の方も病状を正確に認識しており、「手術や抗がん剤などでなく痛みなどに対する対症療法でお願いします」と言われていた。今は便利な麻薬の貼り薬などもあり、「分かりました」とお答えして対応していたが痛みが想像以上に強く、貼り薬の麻薬量を思い切って増量したら調剤科から「麻薬量は順次少量ずつ増加してください。いきなり前量の2倍、3倍に増やすと呼吸抑制などの副作用を起こすことがありますので標準的使用法でお願いします」と助言された。痛みや腹水による腹満、強い黄疸、尿意頻回など診ていてもこちらも辛くなる状況で耐えていたが、昨日その苦しみから解放されて冥土へと旅立った。看護師やリハビリ担当者などもつらい思いをしながらよく看てくれたと思う。もう助かる見込みはなくお迎えに来るのを待つだけの心境は大変なものだったと思う。ここまで進行する前は外来に通って冗談などを言っていたので、今回も回診時、「またあの頃のように外来で診てもらえるようになりたい」と言っていたが無理と分かっていても色々な希望や望みを持っているのだなと思った。「対症療法」お願いしますと言われて必ずしもそれにお答えできたかどうか自信はないが、人の最期は辛く厳しいものだということを実感した。
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痛みがなければいいのにネ! 6月末頃に亡くなった我弟は心不全(急性心臓麻痺)
口から泡を吹いていたそうです。凄く苦しかったのでしょう? (´◉◞౪◟◉) 昨年亡くなった末弟は悪性リンパ腫、痛みも酷かったようですが、最後は意識が なくなって、うわごとを繰り返して言っていました。そのうわごとが凄い! 「愛してる!」「○○ちゃん愛してる・・・」 ○○は配偶者(妻)の名前 何回も繰り返していました。 とても私には言えないこと! (@_@) 身内が亡くなるのはやはりつらい・・・痛みは取り除いてやりたい! (#^.^#) (2019.08.05 01:06:54)
書き忘れ!
末弟は携帯電話の未発信メールに遺書のような言葉も書き残していました。 それぞれの家族に宛てて・・・痛みのある中、最期を悟ったのでしょう! 読ませて頂いて、涙が止まりませんでした。 (#^.^#) (2019.08.05 07:59:30)
友人が食道癌でx線治療をして1年。今は白血病、抵抗力が極端に落ち、酸素吸入が外せません。この夏を乗り切れるかも不明です。70歳を過ぎた頃から友人が次から次に他界します。
私も体力的な衰えを感じます。良く足がつります。柔道整骨院に週2回は行って体をケアーしていますが、何時まで元気で現役で働けるか不安もあります。 父は90歳で亡くなりましたが母は来年の正月には96歳になります。私が弱音を吐く訳には行きません。しかし、そこまで生き抜くにはそれ相応の生き抜く気力や根性も必用です。 働き過ぎても駄目、されど怠けたら体が付いてこなくなります。他人と付き合うのも大変ですが、自分と向き合うのは更に大変だと思います。もう強引な体力に任せた言動は無理です。気を長く健康管理に気を付けて父の歳ぐらいまで生き抜けたらと思うのですが、これは厳しい闘いであり自分への挑戦ですね。 (2019.08.05 10:17:33)
◎人の最期は辛く厳しいものだということを実感した。
そうですね。人の最後を見届けるのが仕事の医師はつらい仕事ですね。鍛えられますね。 大往生の安らかな死とは0.3パーセントのまれなケースみたいですね。何らかの成人病を患いながらその治療を受けながらの最後のケースが大半ですね。 人とは何とはかなく、又最後が厳しい姿を見せるものか。 御臨終をまず習いてという御書が有りますがまさに御臨終の姿を想像して今を生きる心構えが何よりも大切ですがそうして心掛けて生きている人は稀ですね。 正式には「先ず臨終の事を習うて他事を習うべし」「臨終只今にあり」生も歓喜死も歓喜の命ですね。 貴方のブログの今が生死の此の姿勢ですね。私は御臨終をまずしっかりと自覚することを心得て生かされて生きています。 (2019.08.05 12:04:07)
うわごとを繰り返して言っていました。そのうわごとが凄い! 「愛してる!」「○○ちゃん愛してる・ うわ言というのは夢を見ていて夢の中での会話みたいですね。最愛の奥さんとの思い出の場面での会話だったのだと思います。最後そのような出会いの中であの世に行かれたのは幸せだったのかもしれませんね。 だいちゃん0204さんへ (2019.08.05 13:08:20)
ご隠居さんへ
。70歳を過ぎた頃から友人が次から次に他界します。」 自分より年が上の場合もあるし、下の場合もあり、いつかは自分もお別れしていくことになるのだなと思っています。それまでに何をしたら良いか分かりません。きっと途中でいくことになると思いますが、その日がいつ来るか分からないだけに今迄以上に物事にきちんと取り組んで行こうと思っています。 (2019.08.05 13:25:41)
生も死も歓喜とは凄い境涯ですね。ただ死への入り口の所で激しい痛みに襲われたらどうなるのでしょうか。心頭滅却すれば火もまた涼し」と言った坊さんがいましたが、歓喜の死への入り口で激しい痛みに襲われたら心頭を滅却することですね。
kkkdc796さんへ (2019.08.05 13:39:40)
こんばんは
書こうかどうか迷ったけど・・・・ 自分の嫁は要介護3でした 一年前の連休明け、夕食の後、突如痛い!痛いと! 何処が痛いのかわからなく、救急車を呼び、 その中で、心肺停止状態だったと思います 体重の急増と、血圧も高かったので、薬も飲んでいたが、 呆気ない、幕切れで・・・・ ほんの5年間でしたが、二人で出口の見えない迷路を 歩いていたなぁと! この先は施設かなぁと思ってましたが、よもやの展開で、 人の死は呆気ないものだと・・・ 嫁さんの笑顔が見えない部屋は寂しいものです! (2019.08.06 20:21:12)
あっけないお別れでおさみしかったと思いますが痛みが何日も続くよりは本人にとってはよかったと思います。我が家も老夫婦二人きりで生活していますがどちらが先に行くか話し合っていますがこればかりは神のみが知るですね。
dekoponさんへ 呆気ない、幕切れで・・・・ ほんの5年間でしたが、二人で出口の見えない迷路を 歩いていたなぁと! (2019.08.07 14:18:22) |