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テーマ:悲しいお別れ(95)
カテゴリ:付き合い
私が2月末で病院を辞めると言ってからだんだんその日にちが近づいてきている。外来の患者さんには順にそのことを伝えているが心残りがある。辞めると決めて一番心苦しかったのはそのことである。でも誰でもいつかはそういう時が来るものだと自分に言い聞かせて「今度辞めることになりましたので」と順次伝えてきた。今日もそれを言ったら70歳台のある婦人が泣き出して「ずっと頼りにしてきたのにこれからどうしたらいいのですか」と迫られた。「次の先生にきちんと申し送りしますから」と言ったが納得できずに色々言われた。これで今生の別れと言う訳でもないのに手を握ってくれとか言って中々診察室を出てくれなくて、順番待ちの患者さんのカルテがどんどんたまってくるので、「これだけの人が待っていますので」と言ったらやっと部屋を出てくれたが自分も反対の立場だったらそうしたかも知れず別れは辛いものだと思った。でも誰もいつかは別れなければならないのでどこかで決まりをつけなければならない。患者さんのことを思えばずっと勤めを続けていたいが年齢のこともあり、体力的なこともある。いつかは辞めなければならない。それが今が適切かどうかよくわからないが決めたことだからお別れしなければならない。どんなに時間がかかっても一人一人きちんと次の先生に申し送りして、患者さんが不安に駆られないように最大限の努力をしようと思っている。見捨てるわけではないので誠意を尽くせばきっとわかってもらえると信じて残り数か月がんばって行こうと思う。
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