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今が生死

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2019.12.17
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カテゴリ:ラジオ番組
今朝のラジオの日本全国8時ですの担当は毎日新聞の伊藤義明さんでテーマはアフガニスタンで殺された中村哲医師が狙われた理由だった。中村医師は干ばつのアフガンで井戸を掘り灌漑用水路を作って多くの住民の農業活動や一般生活に貢献してきた。所がこれは反政府組織タリバンにとっては邪魔な存在だった。水利権の争いから殺されたと一部で報道されたがその先にはタリバンの資金源である麻薬の問題があったとのことである。麻薬の原料はケシである。ケシは良い水がないと育たない。中村さんが灌漑用水路を作って麦などの農作物がよくできるようにするとケシ畑への水流が減ってしまう。これだけでも許せないのに中村さん達の活動がさらに広がって麦畑などがどんどんできるとケシ畑が狭められてしまう。数年前から中村さん殺害計画があったのはヤクザみたいなタリバンにとって自分達の資金源をあらす中村さんが邪魔だったからである。人でなしの集まりであるタリバンは壊滅されるべきだと思う。今朝の新聞をみたら米軍は4000人位アフガンから引き上げると出ていた。米国は世界の警察と言いながら自分の利害で動いている獰猛な国である。中村さん殺しをタリバンは認めていないが状況証拠からタリバンの仕業に間違いない。そのような状況の中でアフガン駐留の米軍を減らすのはタリバンを野放しにするのと同じである。彼ら(アメリカ)は中村さんの死をどうとらえているのであろうか。中村さんはアフガニスタンのために命懸けで働いてきた。その中村さんが邪魔だからと簡単に殺してしまうタリバン、アメリカが本当に世界の警察ならアフガン及び世界をめちゃくちゃにしているタリバンを退治するべきだと思う。
毎週火曜日担当の伊藤義明さんの話は世界情勢を考えるうえで非常に参考になり楽しみだ。





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Last updated  2019.12.17 22:52:44
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