2020/04/03(金)17:58
朝ドラに見る受け持ちの先生の思いやり
朝ドラ「エール」が始まった。新型コロナ感染の広がりで継続撮影が中止になってしまったので途中で途切れてしまうかもしれないが今までの所面白い。駆けっこはいつもビリ、騎馬戦でもすぐ崩れてしまう。吃音があり、何の取柄もないいじめられっ子が受け持ちの先生が変わった途端に生き返った。その先生に音楽の才能を見出され少しずつ自信をつけていくところで今日の所は終わっている。取柄も何もなく虐められているだけの人生を苦にして自殺したかもしれないこの少年を蘇生させた受け持ちの先生の功績は大きい。
今の学校の先生は大変なオーバーワークと聞く。おまけにクレームの多い父兄に対応しなければならない。受け持ち生徒全体に目が届かなくて自殺する子が出ることもある。先生方は大変な過剰労働で疲れ切っているのかもしれないが学校にいる時でも家に帰ってからでもいいので生徒一人一人を思い浮かべて各人の隠れた能力などを思い出してもらいたいと思う。先生方が忙しいのは市や県、国に出す報告書の作成で忙しいとも聞く。それだけでなくもっともっと忙しいことがあるのかも知れないが一番大事なことは生徒一人一人に対する思いやりだと思う。先生方にお願いしたい。「この児童、生徒は皆国の宝である。いろんな雑用はあるけれど、そんなことよりまず第一に彼ら一人一人の心の内をよく考えてやろう」と一人一人と心の付き合いをしてもらいたいと思う。そうすればいじめはなくなるし、自殺もなくなる。数年後には社会を支える立派な若者に育っている。