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今が生死

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2020.06.27
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かろうじて生き残ったハクチョウソウ(白蝶草)
ある人の妻は人間にはとても優しい人だ。見知らぬ老人や子供にも優しく声をかけるし、気使いが半端ではない。気を使い過ぎだと夫がいつも言っているが性分で治すことは出来ない。所が草花には残酷だ。そういう言い方をしていいのか分からないが少なくとも夫にはそう映る。
今朝も紫陽花が最初白く咲いていて最近は紫色に変わってきて綺麗だなと思っていたら皆切ってくれという。「まだ綺麗に咲いているではないか」と言ったら「もう終わりなの、だんだん汚くなっている、来年に栄養を残すために切っていいの」と言い張る。泣く泣く切ったが、その隣の水仙の株も抜いてくれという。増えすぎたので一部残して抜いたが可哀そうだし、勿体ないと思った。
上に載せたハクチョウソウはかっては庭一面に咲いていた花である。「増えすぎて困るから抜いてくれ」と頼まれたが「まだ綺麗に咲いている花をこいでしまうなんて」と断っていたら、自分で全部抜いてしまった。もう生えてこないと思ったら今年一本だけ咲いていた。
花を切ったり抜いたりするのを残酷と言っていいのか知らないが人に対しては優しく思いやりがあり、あんなに気遣いするのに花に対しては残酷だなといつも思う。人には様々な性格が混在しているのだなと思った。





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Last updated  2020.06.27 11:39:28
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