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今が生死

2020.10.13
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カテゴリ:感動したこと
今リハビリテーション中心の病院に勤めている。高齢者が多く大半が90才以上である。脳卒中や骨折などで体を自由に動かせなくなった人達の機能回復やパーキンソン病や認知症などの慢性疾患の進行を抑えるためのリハビリが主な仕事である。医師は発熱した時とか食事が食べられなくなった時などに検査したり、薬を処方したり、点滴したりするが常日頃朝から晩まで関わってくれているのは看護師であり理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)である。
廊下で右手、右足が効かないよだれをたらしているご老人を抱えながら歩く訓練をさせていたり、認知症で殆どのことが分からない人に絵を見せて辛抱強く説明したりしていて頭が下がる。
STは運動機能回復と日常動作(ADL)向上、生活の質(QOL)向上を目指すが脳卒中などで生じた麻痺は直ぐに回復するものではなく、悪化することもある。認知障害のために暴言を吐かれることもあるが笑顔で応対している。
OTは応用的動作能力、社会的適応能力回復のために、手芸や工作、ブロック積みなどの訓練を行うが呑み込みの早い子供に教えるのと違い進歩は遅々たるものだが諦めずに対応している。
STは話す、聞く、表現する、食べる、飲み込むを調整し訓練するスペシャリストである。PT,OT,STは何れも国家資格で国家試験に合格してきた人達である。技術もさることながら患者さんによりそうその優しさと辛抱強さに敬服している。一か月に一回受け持ち患者について医師、看護師、PT,OT,ST,ソーシャルワーカーの6人でカンファレンスを行うが皆さん真剣に各立場で現在までのリハビリ進行状況を説明し討議している。
ピンピンコロリが一番いいのかもしれないが脳卒中、認知症などで廃人同様の状態になってもこのように優しい人々がいれば、それほど暗い人生ではないかなと思った。






Last updated  2020.10.13 13:00:19
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■コメント

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 Re:リハビリ病院でのPT,OT,STの役割ーその優しさと辛抱強さに敬服(10/13)   Mrs. Linda さん
私は現在3食付きの所にいます。知人に2年ごしで勧誘されて来てみましたが乗せられたみたいです。、いろいろと参考になりました。結論から言いますと、3食付きは一寸早すぎたし、食事が口に合わないので、コロナが明け次第出ることに決めました。

此処は介護が必要な人の住む棟があり、いろいろな人がいます。
一番の問題は『脳』が正常に機能するかどうかですね。

私の理想は最後まで頭が正常で、安楽死の決断ができる状態を保つ事なのですが、どうなるか分かりません。カリフォルニア州は安楽死法案が可決
されたので、とても心強く思います。

日本でも必要だと思います。 (2020.10.13 15:53:57)

 安楽死について   楽天星no1 さん
Mrs. Lindaさんへ

「私の理想は最後まで頭が正常で、安楽死の決断ができる状態を保つ事なのですが、どうなるか分かりません。カリフォルニア州は安楽死法案が可決
されたので、とても心強く思います」

今私の受け持ち患者さんの内二人は全く呼びかけや肩たたきにも反応がありません。もう一人は呼びかけに偶に薄目を開けたり口を開けたりすることがありますがこの3人は植物状態といってよいと思います。安楽死を望むことも伝えることも出来ません。この3人の内一人は身内が誰一人分かっていませんが他の二人は家族がいるのでその人達の意向ということになりますが、もし日本に安楽死法があったとしても今の日本人の心情だとずっと病院で看て下さいということになるのではないかと思います。私達のできることは褥瘡を作らないようにすること、誤嚥性肺炎を予防すること、大小便の処置などですが、仕事なので皆さんよくやってくれています。 (2020.10.13 17:45:05)

 Re:リハビリ病院でのPT,OT,STの役割ーその優しさと辛抱強さに敬服(10/13)   kkkdc796 さん
一か月に一回受け持ち患者について医師、看護師、PT,OT,ST,ソーシャルワーカーの6人でカンファレンスを行うが皆さん真剣に各立場で現在までのリハビリ進行状況を説明し討議している。
ピンピンコロリが一番いいのかもしれないが脳卒中、認知症などで廃人同様の状態になってもこのように優しい人々がいれば、それほど暗い人生ではないかなと思った。
◎こうした仕事を選択しているわけですからね。人の仕事はそれどれ色々な役目、使命があるんですね。
90歳以上のこうした人のお世話の仕事ですか。成人3代病はその人自身が招いた結果なんですね。この人たちも元気な時があったと思います。その元気な時に健康管理の自覚欠場が今招いている姿ですね。介護と必要とする人をサポートする看護婦、医師たちがいるんですね。
貴方がブログで最後に「廃人同様の状態になってもこのように優しい人々がいれば、それほど暗い人生ではないかなと思った。とありますがそれは違うと思います。そんな状態が幸せなはずがないでしょう。お世話する人は仕事でサポートしていますがそのような病状になっていった患者は長い年月掛けてそういう症状になっていったんですね。お気の毒です。 健康予防医学の充実が何よりもしっかりした体制で構築することを願望です。患者が頭がしっかりしている時に家族を含めて安楽死、延命治療についてもしっかりと家族の納得いくか話し合いは必要だと思います。日本はこれから超高齢化社会を津波のようにおそ寄せて大きな課題ですからね。 (2020.10.15 08:52:29)

 元気な時の健康管理の自覚が重要   楽天星no1 さん
kkkdc796さんへ

[成人3代病はその人自身が招いた結果なんですね。この人たちも元気な時があったと思います。その元気な時に健康管理の自覚欠乏が今招いている姿ですね]

全症例がそうとは言い切れませんが、基本的にはその通りだと思います。病気になってから嘆き悲しんでも時すでに遅く、健康な時、つまり普段から健康に配慮して病気にならないような食生活や日常生活を送ることが大切ということですね。 (2020.10.15 18:12:44)


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