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今が生死

2021.02.02
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カテゴリ:仕事
昨日腰椎圧迫骨折で入院していた女性が痛み無くなり普通に歩けるようになって退院した。昨年7月に当院に就職し以前からの患者さん5人を引き継ぎその後新しく入院してきた患者さん38人を受け持った。以前からの5人の患者さんは何れも重症で先日そのうちの一人が亡くなった。新しく入院してくる患者さんも骨折のリハビリといっても殆どが90才前後の高齢で様々な合併症を有しており、認知症も加わっていることが多く、皆大変な患者さんばかりで退院などとても無理と思っていた患者さんが多かった。所がである今入退院ノートを調べてみたら新入院38人中21人が退院していた。とても重症で手がかかった人ばかりである。その人達の表情や仕草が浮かんでくる。よく退院できたと思う。当リハビリセンター病院では病気によって保険診療の関係で3か月とか6か月とか入院限度期間が決まっておりその頃になるとケースワーカーが自宅退院か施設紹介等の調節をしてくれる。期限がきたからと言っても状態が悪ければ退院出来ないが丁度その頃になればあんなに状態の悪かった人が退院できそうな状態になっており不思議な気がしている。私がこの病院に就職して丁度半年たったので入院6か月限度の人達が次々と退院しており少し寂しい気がしている。退院したらその後は健康ということばかりではない。先日新聞の死亡欄を見ていたら重症だったがそれなりに元気になって退院していった人の名前が載っていた。レビー小体型認知症の方で認知症がかなり強かったが私を認識してくれて挨拶してくれたことが懐かしい。認知症の人でも白衣を着ていると医師とみなして丁寧な挨拶を返してくれることが多く、皆さん懐かしく思い出している。半年勤めてみてそれまで消化器内科医として仕事してきたが昨年7月からリハビリテーション医になったがこれはこれで意義があり有難い仕事を与えて頂いてよかったと思っている。






Last updated  2021.02.03 13:47:35
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 Re:リハビリテーション医として半年勤めた感想(02/02)   エンジェル911 さん
こんばんは

「認知症の人でも白衣を着ていると医師とみなして丁寧な挨拶を返してくれる」

上の様な事もあるのですね。

私は、今年61才になります。
体力はあり、骨粗鬆症検査では年齢以上でしたが二年前から老眼鏡がやや必要になりました。
老いはゆっくりですが、確実に来ています。

楽天星さんは、病院にエレベーターが無く階段を上るのが大変だと書かれていましたが、それは大変だと思いますが、医師としてまだ現役で働かれていることにびっくりしましたが、良い事だと思います。

blogも毎日更新されていて感心しています。 (2021.02.02 23:28:30)

 Re:リハビリテーション医として半年勤めた感想(02/02)   kkdc796 さん
所がである今入退院ノートを調べてみたら新入院38人中21人が退院していた。とても重症で手がかかった人ばかりである。その人達の表情や仕草が浮かんでくる。よく退院できたと思う。当リハビリセンター病院では病気によって保険診療の関係で3か月とか6か月とか入院限度機関が決まっておりその頃になるとケースワーカーが自宅退院か施設紹介等の調節をしてくれる。
◎貴方たちの仕事の成果がこうした結果の数字に表れている。日頃の患者に向き合う姿勢が評価されているのは嬉しいことですね。優しい貴方の医師としての仕事がこうして患者の機能回復に役立っている。嬉しいですね。病院スタッフの努力が報われているんですね。
認知症の人でも白衣を着ていると医師とみなして丁寧な挨拶を返してくれる」とありますが身だしなみがいかに大切かの言葉は深い深い意味が有りますね。
私たちは肩書、服装の身だしなみ、お化粧して香水が匂う人に惑わされます。だからこそ身だしなみ、人への温かい思いやり、励ましの言葉を言える人でありたいですね。
私も身だしなみ気をつけて余生を過ごします。 (2021.02.03 06:09:00)

 医局から病棟への往復(階段を含めて)で4000歩   楽天星no1 さん
エンジェル911さんへ

[病院にエレベーターが無く階段を上るのが大変だと書かれていましたが、それは大変だと思いますが、医師としてまだ現役で働かれていることにびっくりしましたが、良い事だと思います]

エレベーターはあるのですがそれは患者さん用で職員は階段を使います。最初大変でしたが段々馴れると思いました。でもまだ2階から4階に上がるとかなり息が切れます。しかし毎日病院だけで4000-5000歩歩いているのでそのうちに息が切れなくなるのではないかと期待しています。 (2021.02.03 13:17:58)

 真の身だしなみは日常生活から   楽天星no1 さん
kkdc796さんへ

「私も身だしなみ気をつけて余生を過ごします」

身だしなみには服装や髪や無精ひげなど外観的なものもありますが、その人が醸し出す中から発散するものもあると思います。私がkkdc796さんに会った時の印象は艶が良くて生命力あふれる健康美でした。服装も大事ですが中からあふれ出るものの方が印象が強いように思いました。それには日頃の規律正しい生活と、毎日の朝夕2回の散歩、心を込めた勤行、健康的な食生活、心をりフレッシュしてくれる旅行などがその健康美をもたらしているのではないかと思いました。人もうらやむ健康美維持のために今後もお励み下さい。 (2021.02.03 13:42:48)

 Re:リハビリテーション医として半年勤めた感想(02/02)   ケイサン9574 さん
医師は健康である限り、自己意志で仕事をつづけられる素晴らしい職業です。
身近には、大正生まれの亡叔父は、90歳を過ぎても診察していました。最後は、一日5人ほどの患者さんを診ていたようです。生きがいだったようです。
従兄の眼科医は、昨年81歳で眼科医院を閉院したと年賀に書かれてました。
掛かりつけで、診てもらってる歯医者さんは、80歳を過ぎても元気で頼りにしています。
楽天星さんも、多くの経験を糧に、高齢者のリハビリ医として、これからも頼れる医師であり続けてください。 (2021.02.03 17:20:53)

 健康である限り、自己意志で仕事をつづけられる職業   楽天星no1 さん
ケイサン9574さんへ

[医師は健康である限り、自己意志で仕事をつづけられる素晴らしい職業です]

健康である限り、自己意志で仕事をつづけられる職業には医師以外にも芸術家、伝統的刃物などの工芸家、教育者、農業者、商業者などがありますね。公務員などには定年がありますが、上記の職業では健康である限り自由意思で仕事が続けられます。その健康である限りが問題になりますが、医師のばあいは外科医などでは長く立っていられるとか視力の問題があると思います。内科医などでは聴力が大きな関門になると思います。私の場合は視力、聴力がまだ大丈夫なので、何等かお役に立てることがあったらお手伝いしていこうと思っています。 (2021.02.03 21:21:30)


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