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テーマ:節分(400)
カテゴリ:行事
今日立春で愈々春がスタートするが、冬から春に変わるその境目である節分は立春の前日と定められており、昨日が節分であった。節分は通常2月3日だったが暦のずれを調整するため今年は2月2日が節分でそれは明治30年以来124年ぶりとのことであった。
節分では「鬼は外、福は内」と言いながら豆を撒くが、私も昨日の夕方一合枡に入った豆を玄関の所で鬼は外、福は内と言いながら撒いた。 豆まきのマスに描いてあった鬼 マスに描いてあったお多福 社会や家族や個人にとって悪さをするものを鬼と具象化しそれは外に逃げて行ってしまい福は舞い込んできてくれと言う願いを込めた言葉だと思う。今の最大の鬼はコロナだが、この鬼は中々しぶとく外に消え去ってくれそうもない。 所で鬼は外、福は内には別の意味もあると思う。そちらの方が本質的な意味かも知れない。私達の心の中には様々な鬼がいる。正義のために鬼の形相で怒ることがあるが、それは良い鬼だと思う。しかし多くは私たちの心身をむしばむ悪い鬼が多い。昔のことをくよくよ思い悩んだり、人生に失望して死のうと思ったり、向上心を止めてしまったり、自分がこうなったのはアイツのせいだと憎んだり危害を加えようとする心、金持ちになって貧乏人を見下げてやろうなどの心は全て鬼のなせることだと思う。「鬼は外、福は内」は私達の心の中に住んでいる鬼を追い出すことではないかと思った。しかし年に一回豆を撒いたからと言ってそう簡単に鬼は出て行ってくれない。また福も入ってきてくれない。「鬼は外、福は内」は毎日唱えるものではないだろうか。常にそれを心掛けながら生活していれば鬼はだんだん少なくなって福が多くなるのではないかと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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