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テーマ:DNAはあるとき目覚める?(1)
カテゴリ:感動したこと
ツルニチニチソウ
昨日の新聞に山口東京理科大学薬学部教授の井上幸江さんの遺伝子に関する論説が掲載されていた。 人類が地上に誕生して約700万年、その間様々な環境の変化に対応して生き延びてきたがその生き抜く力は生命の設計図である遺伝子に刻まれ、それが順次、次の世代に受け継がれてきた。 私達の体は約37兆個の細胞から成り立っており、その一つ一つの細胞の中心にある核に遺伝子が入っている。遺伝子は私達の体を形作り、いかに機能するかの情報をもっており、これを設計図として私達の体はスタートしてきた。しかしその遺伝子はDNAという二重らせん構造物の一部であり、1.5%ほどを占めているが一人の人間の個別化はDNAによってなされている。 白人がいたり黒人がいたり頭の良い人や悪事を働くような人がいても全ての人のDNAは99.9%は同じとのことである。それなのになぜ足の速い人、遅い人、病気に罹りやすい人、罹りずらい人などの違いが生ずるのであろうか?それはDNAに遺伝子に働きかけるスイッチのようなものがあり、スイッチのオン、オフにより遺伝子の働きが変るかららしい。 例えば食べても太らない人は脂肪を燃焼するスイッチがオンになっており、病気に罹らない人は免疫を高めるスイッチがオンになっているということである。多くの場合このスイッチは常にオンではなくむしろオフになっていて必要に応じてオンになり、それによって様々な種類のタンパク質が作られ体内で多彩な働きをすることになる。 スイッチのオン、オフに関わっているのは様々なストレスである。温度の変化や紫外線と言う物理的ストレス、置かれた環境に酸素や水分があるかといった化学的ストレス、細菌やウイルスなどの侵入によって引き起こされる生物的ストレス、さらに精神的緊張によるストレスなども考えられている。 私達の生命はこうしたストレスを敏感に感じ取り遺伝子スイッチを切り替える。例えばあるウイルスが侵入してきたら体温調節のスイッチがオンになり、ウイルスが増殖できない温度に発熱して感染、拡大を抑えてくれる。このように私たちの生命は必要に応じてスイッチをオンにして私たちの体を一番いい方向に持って行こうとしてくれる。 自分の運命は親から受け継いだ遺伝子によってほぼ決められてしまうと思っている人がいるかもしれないが運命は最初から決められたものではなく、スイッチのオン・オフによって決められるのである。このオン・オフを決めるのは私達の行動にかかっている。適度な運動、睡眠、食事などバランスの良い生活習慣によってスイッチも適度に保たれると考えらえている。心と体は密接な関係にあり、精神的に弱っていると病気に罹りやすくなり、心が喜びで満たされていると体も元気になることが多い。ハーバード大学の研究で祈りと言う行為によって2000以上の遺伝子スイッチが働くという発表があり、宗教的行動によっても遺伝子スイッチのオン・オフが起こることが示唆されている。 井上さんは青春時代に「何のために生まれてきたのか」で悩み、ある宗教に縁することによって「いかなる苦しみがあっても前を向き、目の前の一人のために心を砕くために生まれてきたのだ」との回答を得たという。人間は遺伝子レベルで99.9%同じであり全ての人に差別なく豊かな可能性がある。時には気分が落ち込み自信が持てない時もあるかもしれないが、どこかの遺伝子スイッチが適切に調節できれば誰しもが生き生きと輝くことが出来るはずと述べていた。 親からの遺伝で自分はこれだけの人間でこれ以上伸びることは出来ないと落ち込み悩んでいる人がいたなら勇気を与えてくれる論説だと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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昨日の新聞に山口東京理科大学薬学部教授の井上幸江さんの遺伝子に関する論説が掲載されていた。白人がいたり黒人がいたり頭の良い人や悪事を働くような人がいても全ての人のDNAは99.9%は同じとのことである。自分の運命は親から受け継いだ遺伝子によってほぼ決められてしまうと思っている人がいるかもしれないが運命は最初から決められたものではなく、スイッチのオン・オフによって決められるのである。このオン・オフを決めるのは私達の行動にかかっている。井上さんは青春時代に「何のために生まれてきたのか」で悩み、ある宗教に縁することによって「いかなる苦しみがあっても前を向き、目の前の一人のために心を砕くために生まれてきたのだ」との回答を得たという。
◎ツルニチニチソウは派手さはありませんが確りと咲いている花ですね。 人は例外なしに全ての人が遺伝子スイッチのオン、オフで等しく幸福境涯になれる。良く判りました。人はいかにオン、オフが大切かという事ですね。 山口教授は「いかに苦しい事が有っても前を向き目の前の人に心を砕くために生まれてきた」とある宗教に縁して悟ったんですね。 今からオン、オフの発迹顕本の一念三千を燃やしていきます。 (2021.04.07 13:58:30)
kkkdc796さんへ
井上幸子さんは「何のために生まれてきたのか」と悩んだそうですが思春期には誰でも大なり小なり悩むものなのでしょうね。私も同じように悩み静岡から東京に出て苦闘するうちに何となくわかってきたような気がしました。 kkkdc796さんは「遊楽のため生まれてきた」とおっしゃいましたがこの境地になるまでには大変な苦闘と修行があったのではないかと推察致します。 kkkdc796さんは一般の人はまず考えない「何のために死ぬのか」も考えており、目を覚まされました。恐らく「遊楽のため」とお答えになると思いますが笑いながら死んでいく境地と思われ、中々その境地に到達できる人はいないのではと思いました。ご精進をお祈り申し上げます。 (2021.04.07 15:02:20)
天の神様から見たらみんな同じ人間と聞いたことがあり、私もそうだと思っていましたが、99.9%同じだとは、やはりそうだったんですね。(#^.^#)
それにしても、スイッチ オンにするか、オフにするか0.1%だけは、本人に委ねていた創造主凄いです!! 是非シェアさせてください。 (2021.04.07 17:06:28)
rainbow3510さんへ
99.9%同じということはだれも遺伝子学的には殆ど同じということですね。でも0.1%は違う。これは皮膚の色とか髪の毛が濃いとか薄いとか表面的なことですね。本質的な違いは後天的の遺伝子スイッチのオン・オフの違いですね。ということは金持ちで偉そうにしている人もボロをまとった宿無しの人も人間的には殆ど違いはないけれど遺伝子スイッチのオン・オフの切り替えがうまく行っている人とそうでない人の違いということですね。 井上さんの話だと食事、運動、睡眠が適切でリズムに乗った生活だと適切なオン・オフが出来ると言っていましたが、これならあまり差がつかないように思えました。ハーバード大学の祈りをすることによって2000以上のオン・オフが作動するという研究報告が紹介されていましたがこれは願いでも同じようなことが起こるのではないかと思いました。基本的には人間はだれも違いはないけれど、願いの大きな人は大きな成果をあげ、願いのない人は浮浪者になることの説明になるのではないかと思いました。 (2021.04.07 21:47:01)
楽天星no1さんへ
聖書の中には「いつも喜び 絶えず祈り 全ての事に感謝しなさい。これがキリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」と書いてあります。 祈ったり、感謝すると、副交感神経が優位に働いて、自律神経のオン・オフもスムーズに働きますから素晴らしい人生が送れますね。 facebookでシェアさせていただきました。 素晴らしい投稿をありがとうございます。 (2021.04.07 22:15:36)
rainbow3510さんへ
[全ての事に感謝しなさい] rainbow3510さんのブログに講演を前にしてスライド用のプロジェクターが故障してしまった時通常なら慌てふためきスライド係をなじったりします。所がrainbow3510さんは慌てずスライドなしで講演を開始して途中でプロジェクターが治ったらスライド係に感謝している。 普通プロジェクターが故障したらこん畜生とプロジェクターを蹴飛ばし係の人をもにらみつけますが、[全ての事に感謝しなさい]で壊れたことにも感謝していたのですね。私達の人生には様々なハプニングや不幸が襲いかかってきます。その時私達は恐れ慄いたり失望落胆します。そして不幸になりますが、そんなことはしないで感謝しなさいとの教えをrainbow3510さんは忠実に守っており凄いと思いました。 (2021.04.07 22:34:39)
このたびは、長い間のご無沙汰を超えて、懐かしい声を聴いて本当に嬉しく
思いました。ありがとうございました。 ブログを開いて「誰でも遺伝子スイッチ・・・」から読ませていただきました。 何か、勇気と希望が出てきました。ほかにも読みたい文が、たくさんありますので、少しずつ読ませてもらいます。楽しみです。小生も元気に頑張って 参ります。まずは、お礼まで。 (2021.04.09 13:43:23)
札東・JUNさんへ
札幌時代励ましあいながら学び活動してきた頃を懐かしく思い出しました。 私はその後内地に戻り、新宿のJR東京総合病院に研修医として就職しその後は郷里の山梨に戻り5年間国立甲府病院で働いて途中で博士号を取るために神奈川県相模原市の北里大学に6年間いました。その後郷里に山梨医科大学が出来たので初代医局長として働かせてもらいました。その後山梨県厚生連健康管センター、笛吹中央病院、そして今の湯村温泉病院と移ってきましたがその間札東・JUNさんの全北海道での活躍の様子を知るにつけ何時も誇りに思っていました。札東・JUNさんはいつも私にお世話になったと言ってくれますがとんでもないです。いつも札東・JUNさんの活躍の様子に勇気づけられていたのは私の方です。私も年を取りましたが札幌時代の友から連絡があり、再度青春時代に戻ったような気がしました。頑張るぞ!!という気力が湧いてきました。 (2021.04.09 19:53:55) |