今が生死

2021/11/01(月)20:43

衆議院選挙で落選した方々のお気持と選挙制度について

政治(474)

衆議院選挙が終わった。40議席獲得した維新の躍進が目立ったが、一方で長らく活躍してきたベテラン議員の落選も与野党で見られた。当選した方々はホッとして晴れがましいお気持ちだと思うが落選した方々の心情を思った。さぞかし切なくやりきれないお気持ちだと思う。 「今の政治は見ていられない。自らが政治に加わり少しでも日本をよくして行こう」と熱き心を持って挑戦した人も落ちたかもしれない。 小選挙区制では一人しか当選できないので選挙民の選択が制限され死に票が多くなる。投票率が上がらない原因の一つに今の選挙制度があると思う。今の制度は能力のある熱き心の人が簡単に立候補できないシステムなのでよい候補者が少ない。もし誰か良い候補者がいて投票しても一人しか当選できないので自分が投票した票は死に票になってしまう可能性が高い。比例代表で救われれる候補者以外は2位以下は全て落選である。私は以前行われていた中選挙区制の方がはるかに民意を反映できたと思っている。複数の当選者が出るので多彩な民意が反映しやすい。青雲の志を持った候補者も挑戦しやすいし、落選しても次が狙いやすい。今のままだと落選したら比例で救われた人以外は再挑戦は中々難しい。なぜなら一位にならなければならないので極めて厳しい状況である。私は多くの青雲の志を持った方々が政治に関心をもち積極的に選挙に打って出てもらいたいと思っている。それには欠陥の多い現在の小選挙区制では駄目で1選挙区3-5人当選できる中選挙区制にすべきだと強く望んでいる。

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