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今が生死

2021.12.11
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テーマ:プロ野球(211)
カテゴリ:生き方
本日12/11昨年2/11に84歳で亡くなった野村克也氏のしのぶ会が神宮球場で行われた。選手として南海(現ソフトバンク)ロッテ、西武に所属し、監督としてヤクルト、阪神、楽天で活躍した人だ。南海時代は選手としてホームラン王を何度も取りMVPにもなって2度の日本一にも貢献した。選手兼監督としても活躍したが当時はまだ愛人だった佐知代さんが選手起用などで球団に頻回に電話してくるなどして解雇された。
ヤクルト時代は4度リーグ優勝して3度日本一になっている。その後三顧の礼で阪神の久万オーナーに請われ熱狂的な阪神フアンの歓喜の声に迎えられて阪神監督になったが3年連続最下位で期待を裏切り3年目には佐知代夫人が脱税で逮捕されるスキャンダルがあり、辞任せざるを得なかった。
その後社会人野球のシダックスの監督をした後に楽天監督になってからは2年目にチーム創設以来初めて最下位を脱出して4位になり、4年目には2位でクライマックスシリーズに出てソフトバンクには勝ったが西武に負けて惜しくも日本シリーズには出れなかった。しかし2位と言うのは凄いことで当然続投と思われ本人も強く望んでいたがマネージャー役の佐知代夫人と楽天上層部とのもめごとで解雇になってしまった。
こうしてみてくるとヤクルトの監督時代は黄金時代だったかも知れないが南海、阪神、楽天時代の最後は佐知代夫人関与で解雇されており、それ程幸せだったとは思えないと思った。
しかし今日のしのぶ会では多くの弟子達が野村監督を称え感謝を述べていた。今年日本一になった高津監督は野村監督の教えのお陰で日本一になれましたと心からの感謝の気持ちを述べていた。外から見ると何度も人生最大の山場で悪い奥さんのお陰で地獄に突き落とされてお気の毒と思ったが本人はその奥さんを誰よりも愛しており、地獄に落ちた時もそれを恨まず自分でなんとか這い上がってまた高嶺をめざした人で凄い人だったのだなと思った。
深い野球理論に裏打ちされた思いやりある指導が多くの野球人の心を打ったのだと思う。
野村監督を心から慕う野球人がこんなにも多いのをみるにつけ、人間の幸せとは金でもない名声でもない配偶者の良しあしでもなく、野村監督の口癖だった「人を残す」ことだなと思った。後継者を育てその人達が育つこと、それが一番の幸せだったのだなと思った。これは生存中だけでなく死後にも通ずる幸せだと思った。
人間である限り完ぺきな人はいない。野村監督の言動で対立したり憎んでいる人もいるかも知れない。しかし多くの弟子を育ててその人達が野球界で大きく活躍しているのを見たり感じたりする(天国で)のは幸せなことだろうなと思った。






Last updated  2021.12.11 22:24:06
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