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今が生死

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2022.01.10
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カテゴリ:感動したこと
第74回バレーボール全日本高校選手権の決勝が昨日東京体育館で開かれ山梨代表の日本航空高校が熊本代表の鎮西高校を3対2で破り初優勝した。試合は1セット、2セットを鎮西が連取し後がない状況の中で日本航空が第3セットをかろうじて勝つと第4、第5セットを勝利して大逆転勝利した。
1、2セット連敗した段階で強豪鎮西にはやはり歯が立たなかったなと殆どの観客は思ったと思う。所が選手達は違った。第3セットを粘ってどうにか勝ち抜いて第4セットにつなげたのである。
日本航空は昨年関東大会で優勝し夏の全国高校総体に挑むはずだったが新型コロナ感染者が出た関係で出場辞退しなければならなかった。しかしその分8月、9月に全国の強豪校と例年の4倍の約200セットの練習試合を重ねた。多い日は1日10セットで試合にすると4~5試合の練習を重ねてきたのである。その練習量が決勝でフルセットまで戦うスタミナとなり、終盤で振り切ることができたのかもしれない。
関東大会で優勝していよいよ全国大会で頑張るぞと張り切っていた時に全国大会に出場することが出来なかった。悔しくて悔し涙にくれたことと思う。しかし1月に全日本選手権があると思い直して必死で練習を積み重ねてきた努力は凄いことだと思った。
しかしいくら努力しても相手の方が明らかに強ければ勝てない。実力伯仲していてもほんのわずかなミスで敗退して決勝まではなかなか進めない。
同じような逆境に置かれて涙の努力を積み重ねてきてもそれが報われないことは圧倒的に多い。日本航空は何故報われたのか考えてみたが人智では分からないと思った。日本一の実力があったからだろうか、スタミナがあったからだろうか、選手の気持ちが一つになっていて連携がよかったからだろうか、高校総体に出場できなかった悔しさがバネになったからだろうかなど色々考えてみたがこれらに相当する高校は日本航空以外にも沢山考えられ、決め手にはならないと思った。
人智を超えた目に見えない力によって成し遂げられたことだと思うが選手一人一人の勝利への強い意志がなければ到達出来なかったことも確かである。強い意志と天の恵みによって成就した快挙だと思う。





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Last updated  2022.01.10 13:51:08
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