今が生死

2022/06/11(土)14:01

大谷15連敗の危機脱出に投打に大活躍した話とヤクルト小川投手の話

感動したこと(165)

ベルガモット エンゼルスの大谷選手が9日のレッドソックス戦で投打に大活躍して15連敗の危機を救い5月25日から続いた連敗に終止符をうつことが出来た。投げては7回1失点、打っては2ランホームランで5対2で勝つことができた。連敗が続いている時はやる事なす事が全て裏目に出てどうしていいか分からなくなってしまうものだ。 それを大谷達がチーム一丸となって打破したことは大変喜ばしい事で心からおめでとうを言いたい。 これからは重圧から解き放され伸び伸びとプレーしてもらいたいと思う。 日本のプロ野球に目を転ずると交流戦もあと2試合を残すのみになった。この段階で優勝争いをしているのはセリーグの阪神とヤクルトである。今までは実力のパリーグで優勝チームは殆どパリーグチームであったが今年はセリーグの2チームが優勝を争っておりセリーグも実力を上げてきたなと思う。昨日は阪神はエース青柳を立っててオリックスに6対1で勝った。ヤクルトは小川を立ててソフトバンクに3対1で勝った。今日明日の試合結果で優勝チームが決まるが何れにしてもセリーグが優勝するのは久しぶりで晴れがましい事である。 ヤクルトは昨年日本一になったとはいえ弱小球団で今年優勝すると予想した人は誰もいなかったが現在首位にいるとはチームが一丸になっているからなのかその健闘ぶりが注目されている。 昨日勝って4勝目を挙げた小川泰弘投手は32才、171cm、80kg、平均球速141kmで格別早い球が投げられる投手ではない。昨年9勝したが後半戦では打ち込まれることが多く、今年も開幕投手を任されながら打ち込まれて敗戦投手が続いていて、限界説もささやかれてこのまま一勝も出来ないのではないかと心配されていた。 所が5月3日の阪神戦でなんと完封で初勝利をあげ、その後4勝まで積み重ねてきたのである。すごい精神力だと思った。小柄で迫力のなかった小川投手が生き返ったのである。昨日はソフトバンクのエースというより日本の大エースである千賀に投げ勝ったのである。何度かのピンチを絶妙のコントロールで切り抜けていた。駄目だった時と5月3日に完封勝利を上げてからとは全く違う。心身を切り替え、技術を磨いたからだと思うが、根本は精神力の塊を腹の底にしっかり据えたからなのかなと思い、見習いたいと思っている。

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