100歳の元気な女性患者さんが入院してきた
昨日、大腿骨頸部骨折後の100歳の女性が入院してきた。即座に急性期病院で人工骨頭置換術が行われ、既に歩行練習の段階だが、もう少しリハビリを継続した方が良いだろうということで当院に紹介されてきた。100歳でも手術を行うのは驚きだが、すこぶる元気なのにも驚いた。「昔から痛かった両ひざが痛いだけで他はどこも痛くない」と問診時に答えてくれた。今日本人は長命化して昨年9月の時点で100歳以上の方が95,119人(男11,161人、女83,958人)いる。35年前の1990年には双子の金さん、銀さんが100歳になりその年齢にしては、比較的元気だということで大変な話題になった。その時テレビで観た100歳の姉妹と昨日入院してきた女性では全然違うと思った。きんさん、ぎんさんは皺だらけだったが昨日の女性はそうではなく隣のベッドの患者さんと話しているところを見ると60~70歳位にしか見えない。1990年の100歳以上の人口は3,078人(男1,000人, 女2,078人)で今はその30倍以上に増えている。この長命化の要因はどこにあるのであろうか?食生活が改善されたのであろうか?当時はお米中心でおかづが少なかったが今はおかずの方が多くなったからなのだろうか、塩分摂取が控えめになったからだろうか、抗生物質、血圧や糖尿病の薬など医学や薬学が進歩したからなのか?など色々推察されているがまだ誰もが納得するような要因は明らかにされていない。恐らくいくつもの要因が重なって今日のような結果になったと思われるが、最も大きな要因は何か調べてみたいと思っている。昨日入院した人の今までの食生活なども聞いてみたいと思っている。