ローマ字表記の変更について、訓令式、ヘボン式、性と名前の記載順序
雪が降った後なのに昨年11月に植えたエンドウの苗が枯れないで残っていた。妻が友人から聞いてエンドウの苗に冬を越させると春になってから生育が倍加されて実も沢山成るとのことで秋に3本の苗を植えていた。寒い冬になったら枯れてしまうだろうにと思っていたが、何とか冬を越しそうで、凄いことだと思っている。今朝の新聞に70年ぶりにローマ字表記変更か?という記事が出ていた。ことの経過は昨日2/15の文化審議会国語分科会でローマ字表記を改訂しようと決定したとのことである。1937年に訓令式の採用が決まり、1954年に内閣告示で示されたのは教科書などの国語の表記や公用語は訓令式で国際関係とか使い慣れた社名などで変更困難の場合はヘボン式でもよいという内容であった。その後ヘボン式と訓令式が混在した状況で長期間経過し、変更はなかったが今度70年ぶりに改定して、広く用いられているヘボン式を教科書や公用語でも用いて良いことになるのではないかと思われる。例えば、た、ち、つ、て、と、は訓令式ではta,ti,tu,te,toだがヘボン式ではta,chi,tsu,te,toになる。ヘボン式は英語の発音に近く、かなり広い分野で用いられてきたので、その扱いについて新たな基準が示されるのは良いことだと思う。名前の表記は2020年1月1日から変わっているので確認しておきたい。今までは例えば大谷翔平は名前を先で名字が後、Shohei Ohtani と記入していたが改定では名字が先で名前が後になった。Ohtani, Shohei もしくはOHTANI Shoheiのように記載することになっているが、知らない人も多いのではないかと思い、ここで再確認した。