日本被団協のノーベル賞受賞に対する日本政府の反応
寒い中玄関で咲いている寒菊昨日日本被団協がノーベル平和賞を受賞して日本中が沸きたっている中、石破首相は衆院予算委員会の答弁で被団協の受賞は喜ばしいが核拡大抑止を否定する考えはなく、核兵器禁止条約の署名や批准を行う考えはないと述べ、来年3月の締約国会議へのオブザーバー参加についても否定的な考えを示した。アメリカの核の傘に入っている日本は核兵器による抑止力の中で安全が保障されており、核兵器を無くすことは防衛基本方針と相反することになるのでこのような答弁になったものと思われるが余りにも自主性の無い答弁に驚愕した。ノーベル平和賞選考委員長のフリードネス氏は「核保有国や、核の傘によって保護されている国々は『核のタブー』を守るために必要なすべての措置を講じることに特別な責任があります。核保有国が不確実な事態に踏み込まないよう圧力をかける責任もあります。ノルウェー、日本、そのほかの政府が取るべきは、緊張を緩和し、軍拡競争をやめ、核保有国や別の国が新たに核を持とうとすることを許さないことです。核兵器の脅威を増大させるべきではなく減らす必要があります」と述べており、日本と同様アメリカの核の傘に入っているノルウェーも核兵器禁止条約に入っていないが核のタブーを守るために必要な全ての措置をとる責任があると述べている。日本がアメリカの核の傘に入っていなければ安全が保障されない現状は理解できるが、だからといって「核兵器禁止条約には署名しません」とのうのうと言っている石破首相には被爆者の苦しみが分からず、将来核兵器が使われた場合、地球は破滅することが想像できない想像力の無さに愕然とした。「今は核の傘に入っているが将来的には人類生存のため核兵器禁止条約に批准し、核兵器廃絶に向かって努力していきます」と何故言えなかったのかと思う。核の傘に入っていれば安全だと思っているのだと思うが余りに単純で視野の狭い考え方だと思う。我が国や地球の将来についてもっと真剣に考えてもらいたいと思った。