年金制度いろいろ
4月から70歳以上も在職老齢年金の対象になったので資格取得届を出す場合は「70歳以上被用者該当届」なるものを出すようになりました。タイムリーに5月に誕生日で70歳になった人の取得があったのでこの話を説明していたら、「あれ??」対象者の要件をよく見ると「過去に厚生年金の被保険者期間がある方」とあります。念のため年金証書で確認すると、この方ずっと自営業で国民年金しか加入したことがないようです。うーん、男性で厚生年金がない方はレアケースでしょうけど、この方は役員待遇で支給停止に引っかかる位の高給取りだったのでラッキーでしたね。もし一ヶ月でも厚生年金入ってたら年金止められてました。また全然別件ですが今日、社保事務所である社長さんの年金加入記録を調べてたら、昭和50年頃に会社勤めして厚生年金入ってる期間にダブって国民年金保険料を半年も納めてました。年金番号が二つあったせいで気づかなかったようですが、当然保険料は返還してもらいます!それでいくらの返還になるか調べたら何と当時は国民年金保険料が月1,100円!だったので半年でも6,600円・・・返還金は物価スライドで計算しない・・・って社保庁はこの後に及んでそんな理不尽なルールでやってるんですね!今は一ヶ月で14,100円ですからこれはちょっとな~。。しかし昭和50年頃は若者が多くて年金財政ほくほくだったんでしょうね。国民年金の計算は、単純に満額を480月で割って加入期間をかけるものですから当時ちゃんと納めてた人はずいぶん得してます。昭和50年頃の物価はそれほど低くなくて今の半分くらいですから。(初任給8万円台)(1)昭和50年頃に月1000円位で10年納めて保険料12万(2)平成2桁に月13000円位で10年納めて保険料156万どちらもその分の年金額は年間約20万円・・・診断士勉強6月18日~20日0時間合計36.5時間