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初めての「ベトナムで考えた」らしき日記のテーマであります。8月18日にベトナム政府は同政府として初めての「人権白書」を発表した。ベトナムは観光パンフレットで歌われるような「アオザイの彩る、世界一安全な観光地」といった一面を持つと同時に、人権抑圧の大変厳しい一党独裁国家という側面も持っています。欧米諸国、あるいは多くのNGOからも大変な批判にさらされています。
今回の人権白書も、内容的には「これまでのベトナム政府の人権に対する見方を繰り返したに過ぎない」との不満が既に出ているようです。ただ、ベトナム政府がこういった形で人権状況に対して外部に発信する必要を感じ出したこと、それ自体はある種の進歩と認識していいと思います。ただ単に人権問題をその国の内政問題とし、外からの批判、また外への情報発信に何の関心も示さない状況からは、大きな変化と言って良いでしょう。 内容については自分もまだ全てを把握するに至っていません(ご興味のある方は以下のURLから英文版にアクセスください)。ですが、ハノイにいると非常に疎くなってしまうこういったベトナムの負の側面に、常にある程度の敏感さを維持しておかないといけないと思います。 http://www.mofa.gov.vn/en/nr040807104143/nr040807105001/ns050818155432 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月21日 14時44分26秒
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