タイにはやっぱりかなわない？

　昨晩はSEAGame、東南アジアのスポーツ大会、サッカー決勝が行われました。これまでも勝ち上がる度に街中が渦巻く絶叫に包まれていました。先週金曜日の準決勝マレーシア戦の前には、その日の会議が「そろそろサッカーが始まるので皆さん帰りたいでしょうから終わりにします」というくらい、ベトナム中が注目していました。 　土曜日の女子サッカーではベトナムが優勝し、さあ男子もということで盛り上がることこの上なし。たまたま昨日は奥さんの親戚の家で観たのですが、親戚の家への途上では道端でベトナム国旗が売られていました。勝ったらこれを買って街中をバイクで走り回るベトナムの若者で大変だったでしょう。以前にもサッカー勝利を祝ってのバイク暴走の中、制止しようとした交通公安が２人も事故にあって亡くなるという事件もあったそうです。 　さて、肝心のサッカーですが、序盤から押される一方。前半に１点入れられたところまでは、親戚一同もまだまだと元気でしたが、後半の終盤に２点ポン、ポン、と入れられて万事休す。何だか「もっとしっかりしろよ！」という野次るような雰囲気よりは、「そうだよね、やっぱりタイには敵わないんだよね」といった寂しい雰囲気になっちゃいました。 　道端の旗売りやさんもみんな売れ残っちゃったろうなあ。