2015/02/12(木)17:15
フィリピン、セブ、マクタンの町並みと生活。
どうも。伊正です。
常夏のセブは、乾季に突入したらしく、雨が降らない日が続いている。
老若男女、真っ黒に日焼けして、たくましい。
人々の生活をみてみると、貧富の差が歴然としていると感じる。
邸宅や自動車を持っている人もいれば、浜に杭を打って建てたような、高床式の小屋に住んでいる人々もいる。
後者の家には、見たところテレビや洗濯機などの家電も備えられておらず、生活の文明度に一世紀の開きがある。
中流層はショッピングモールで買い物をし、外食もたまにはする。
しかし、貧困層は、牛や山羊や鶏などの家畜を飼い、数ある露天で物資を調達して、生活する。
日本は、格差が進んでいるというが、だいぶ恵まれていると思う。
かといって、こちらではまだ物乞いは見かけたことがない。
ただボッタクリやスリはよくあるらしいので、注意を要する。
街には子供が多い。
アロットオブ・チルドレンだ。
朝夕には学生の群れをよく見かける。
皆、明るく元気に勉学に励んでいる。
外資が流れてきて産業が栄えてきたのか、人口が増えていることが実感できる。
加えて街には、コリアンも多い。
道沿いには、日本語よりもハングル文字を多く見かける。
しょっちゅうコリアン語も聞こえてくる。
聞いた話によると、日本人にとってのハワイが、韓国人にはセブや沖縄などが同じ位置付けになっているようだ。
私が街を歩いていて、小さな子供から、アンニョンハセヨ〜と声を掛けられるレベルにまで、コリアンが浸透している。
街に出る時、日本人であることを主張したい人は、日の丸の鉢巻きを装備しておいた方がいいかもしれない。
私は、フィリピン入りする一週間前に韓国へ出張していた。
そのため、こちらでコリアン語があちこちから聞こえてくると、しばらくは何処に来たのか分からなかった。
さて、街を走る車は、おそらく商用目的が多い。
タクシーはほぼトヨタ。ジプニーと呼ばれる庶民のデコトラ風味な乗合いタクシーはほぼスズキ。
他にもトヨタ車、スズキの軽、三菱の四駆、イスズのトラックが席巻している印象だ。
日本の自動車メーカー勢は市場の開拓に成功したようだ。
二輪もホンダ、スズキ、カワサキ、ヤマハなど、多くが日本車だ。
謎のメーカーも見かけるが、稀である。
それら二輪にサイドカーを付けて、トライシクルというタクシーを営業したり、或いはそのまま後部座席に同乗させるタクシーもある。
私も、ジプニーとトライシクルに挑戦してみたが、勝手が難しいのであまりお勧めはしない。
トライシクルなどはボッタくられる恐れもある。
移動手段には普通のタクシーが一番良い。
初乗り100円余りなので、日本人にとっては十分安い。
乗り物に対し、白物家電は日本メーカーを殆ど見かけない。
頑張ってほしいものだ。
ところが街を歩くと、日本のアニメグッズが大量に置いてある商店があったりする。
アニメ産業は、アニマックスなどの衛星放送?によって、輸出に成功した模様だ。
フィリピンでは英語に、韓国では朝鮮語に、吹替されたり字幕が付けられたりして、放送されている。
私自身、とある輸出産業に携わっているので、日本ブランドには同志として頑張ってもらいたい。
慣れない異国での生活によって疲れた身体に鞭打って生きる毎日。
明日も更新できればと思っている。
スマホからの写真のアップ方法が分からず、文章だけで申し訳ない。
imasa727
伊正七弐七
平成27年2月12日(木)
(デイアフター建国記念の日)