シャンバラとは?2009.3.6 の記事からいつものように巨大宇宙船の中に行くと、「今日は君にシャンバラに行ってもらう。」と言われ、宇宙船ごとシャンバラまで向かいました。 シャンバラというのはチベット仏教でいわれる伝説の未来都市です。 そのシャンバラが実在するようなのです。 宇宙船は空中から地球の内部へとのびるトンネルを通過していきました。 トンネルを抜けると、宇宙船は地上と何も変わらない草原のようなところを飛行していました。 場面が変わり、我々は草原の上にいました。 ふと上の方を見上げると、7~8mはあると思われる巨大な人間の男女が通りすぎていきます。 服装は我々とはかなり異なっています。 彼らの体の大きさは、意識の範囲の広さに関わるという印象がありました。 エリザベスさんに、「サナートクマラに会いに行きましょう。」と言われました。 どうやら、今日ここに来た目的は、その人物に会うためのようです。 場面が変わり、ある建物の一室に私達はいます。 近代的な感じのするリビングルームといった感じです。 目の前に一人の男性がいます。 どことなく聡明な感じのする人物です。 20~30代くらいに見えます。 「サナートクマラさんですか?」 「そうです。」 「はじめまして。お会いできて光栄です。」 「こちらこそ、はじめまして。あなたの活躍は、いろいろな方面から伺っていますよ。」 「えっ?」 「さあ、こちらへ。」 私達は居間のソファーに座り話し始めました。 「あなたは日本の鞍馬山にも行かれたことがおありなのですか?」 「ええ、一度行きました。」 「あなたはここにどのくらいおられるのですか?」 「そうですね、数百万年と申し上げておきましょう。」 「ここはシャンバラですか?」 「そうです。シャンバラというのは1か所だけにあるのではなく、全世界にあるのです。 ちなみに、インドとヒマラヤの一帯には、5か所のシャンバラがあります。 それらはエーテル実質でできていて、地下だけでなく空中にあるところもあります。 もちろん、あなた方の肉体の目には映りませんが。」 私は彼に言いました。 「実は、私は以前、西暦3200年のカパラという地下都市に行ったことがあるのですが。」 「それはシャンバラです。正確には、シャンバラの一都市といった方がいいかもしれません。」 「シャンバラというのは、未来都市ですか?」 すると彼は、「彼らは、現在でもこの地球の地下で生活しているのです。 ただ、同時に彼らは未来の人類でもあります。」 要するに、サナートクマラさんは、シャンバラという地下都市に住む人類がパラレルワールドに住んでいることを言っているのだと思われます (これについては、バシャールの本をお読みください。 簡単に申し上げると、時間とは過去・現在・未来がすべて同時に今進行していて、それらはパラレルワールドという多数の世界の可能性の組み合わせによって説明されます。 今現在我々が選択している現実世界は、無数にある過去・現在・未来の組み合わせのうちの一つにすぎないと考えられています。)。 「彼らは、今の人類よりもすぐれているのですか?」 「いえ、必ずしもそうとは限りません。 シャンバラに住むか、地上世界に住むかは、選択肢の一つにすぎません。 どちらが優れているということではありません。 どちらにも、そこでしか体験できない体験というものがあるのです。」 「それは、人体の呼吸に関係するものですか?」 「その通りです。あなたもご存じでしょう?」 「ええ、朝、外に出て吸う空気の美味しさは格別です。 全身の生命力がみなぎってくるのが感じられます。」 「それなのです。その『生命の喜び』は、地上人類でしか味わえないものなのです。 つまり、こういうことです。あなたの体は無数の細胞から成り立っています。 その細胞は、あなたが取り込んだ呼吸によって生命活動を営んでいます。 あなたは無数の細胞をまとめあげている惑星のようなものです。 惑星ひいては小宇宙でもあるのです。 外宇宙と内宇宙との関係、そうした深い学びも地上での生活から得られるのです。」 「しかし、やがては人類を『卒業』して別の生命体になっていくのですよね?」 「そうです。すべては、その人の自由意思に任されています。」 「どうしてあなたはこの地下都市に?」 「あなたの師であるナザレのイエスが宇宙規模から人類を導いているのと同様に、私はここ地球で人類を導いているのです。」 続けて私は、 「あなたのことは、『ハトホルの書』を読んで知ったのです。それを読んで、あなたはシルバーバーチに似ているなと思いました。」 「彼とは、遠い親戚なのです。同魂と言ったらよいのでしょうか。我々は本来一体なのです。いわば、あなたがたのいうグループソウルのようなものです。別の言い方をすれば、私の中に彼らが所属していると言ってもいいでしょう。」 「その中には、ホワイトイーグルもいるのですよね?」 「ええ、彼らはいわば『ツインソウル』のようなものなのです。非常に強い結び付きのある意識です。」 「サナートクマラさんとキリスト意識についてお伺いしたいのですが、キリスト意識はすでに地球に根付いているのですよね?」 「そうです。そして私も、キリスト意識の一部です。 私だけでなく、あらゆる者は、キリスト意識とやがては融合していくのです。 キリスト意識というのは太陽だけにあるのではありません。 あらゆる場所に遍在しているどこにでもあるものです。 我々はそれと融合しつつ、独自の進化をさらに遂げていき、自己の可能性を無限に切り開いていく存在なのです。あなたもです。」 「キリスト意識は、ナザレのイエスとも深い関わり合いがありますよね?」 「ええ。」 そう言うと、彼は、イエスがまるで自分の同僚であるといった印象を私に投げかけてきました。 私は彼に聞きました。 「あなたのフォーカスレベルはだいたいどのくらいですか?」 「F1万です。」 私はふとあることを思い出し彼に聞いてみました。 「実は最近、大日如来と思われる人物が私にコンタクトを取ってきたんですが、彼が言うには、自分のフォーカスレベルはF1万8千だというのです。」 「それは本当でしょうね。私はすでに大日如来、すなわちキリスト意識と融合し始めていますから似たレベルにあるのでしょうね。」 実は一昨日の昼、ちょっと考え事をしていると、大日如来の印象が意識に飛び込んでいて、私に自我すなわち自分を究めよ、それがあなたが真にやるべきことだと言われました。 彼は今、天にいて、イエスとは会っておらず、フォーカスレベルは1万8千だというのです。 人類に対するメッセージは、「幸福を求めなさい。」とのことでした。 その存在は今まで一度も人間だったことはなく、いきなりこの宇宙を作ったとのことでした。 大日如来になぜ私のところへ来たのかと聞くと、「あなた(の動向)に注目している。あなたは真実の自己に目覚め始めている。」からだと言われました。 「でも、私はまだ何もしていないのですけど。」と言うと、 「いや、真実の自己に目覚めることが究極の目的である。それでいい。」と言われました。 続けて、「自己に目覚めること、自らの仕事を全うすること、両方大切だ。バランスが大事だ。やるべきことをやり、日々の生活を全うする。その上で人の役に立つ、それがあなたに与えられた使命だ。」と言われました。 後半の言葉は、おそらく本来の私の言葉をガイドが代弁したものでしょう。 このような興味深いことがありました。 最近、ダークサイドからもコンタクトをとられ始めており、本当の大日如来かその真偽がわからず私の中で保留にしていたものでした。 話をサナートクマラさんとの会話に戻します。 「白色同胞団についてお聞きしたいのですが、白色同胞団を作ったのは、あなたですか?」 「それについては、今はお話しできません。ただ、申し上げられるのは、私は今は白色同胞団のメンバーというより、彼らの活躍を見守っている存在だと申し上げた方がよろしいということです。」 「今日は、あなたにお会いできて光栄です。」 「私も、あなたのような若い魂に会えて懐かしく思いました。」 「あなたも私達と同じような道を歩まれてきたんですか?」 「そうですよ。頑張ってください!」 「ありがとうございます。」 <2009.3.10 の記事から> F27に戻り、巨大宇宙船へと向かいました。 ヒマラヤの映像と「理想郷」の文字が見えてきました。 「シャンバラですか?」とトスに聞くと、そうだといいます。 そこは、空中でもあり、地下でもある。他方で、どこか特定の「場所」にあるのではない、といった印象です。 トスによれば、あのイエスもここに来たみたいです。 場面が変わり、一面の草原です。 ここがヒマラヤとは到底思えないほどの美しさです。 正面にマンモスが歩いています。 マンモスは本来、温かいところに生息していたようです。 近くに人間の存在も感じます。 原始時代の人のような格好をしている印象です。 「ここはシャンバラですか?」 「そうだ。シャンバラとは、人間のもつ理想郷を具現化した場所で、ありとあらゆる種類の『楽園』が用意されている。」 「この前私が訪れた2つの場所もそのうちの2つだと?」 「その通りだ。」 「今ここにあるシャンバラは、できるだけ自然と調和した生活をしたいと望む人間の理想郷なのだ。ここには、何の争いもなく、人間は自然とともにあり、自然と一体となって生活している。彼らには君達文明人のような欲がないのだ。ただ自然を大事に、家族を大事に、動植物を大事に生きる生活だ。」 「ということは、マンモスのような動物が人を襲うこともないわけですか?」 「ない。人間はここの動物達にとっては、神のような存在であり、親のような存在なのだ。」 「それは、ロバートモンローさんの伝えている過去の人類と似ていますね。」 「彼は彼なりの考えがあるのであろう。ここでの生活は、それとはちょっと違うのだ。」 「ここは、過去でも未来でもないのだと?」 「ここには、時間というものが存在しない。悠久の時の流れがあるのみと言い換えてもいい。」「でも、それはある意味、退屈ではないですか?」 「そう思う人は、ここから出ていくだけだ。君の師のように愛に満ちた生活を送る者もいる。また別の者は、創造性を生かして惑星や銀河を創造するものもいる。すべて自由なのさ。」 「そういえば、ここにイエスも来たとのことですが、ここに秘儀参入者が来る場所があるんですか?」 「ある。秘儀参入を許された者だけが来ることのできる場所というのがある。君は秘儀参入者だったね。では君をそこへ連れていってあげよう。」 場面が変わり、チベット仏教の寺院の内部にいる感じです。 「ここには、あらゆる秘儀参入の奥儀が保存されている。 それは大きく分けると3つある。 第1に、秘儀参入それ自体の奥儀、 第2に、生命エネルギーを取り入れる方法、 第3に、魔術の使用法について。 これらは7つのレベルに区分されている。 イエスの時代には8つだったが、現在では7つしかない。 最後の8つ目は、イエスのためだけに特別に作られたものだったのだ。」 「1つ目については、君はもう自由にこちらの世界に出入りしているから特に説明は不要だろう。 2つ目は、愛のエネルギー(PUL)だけでなく、PULの物質的な生命エネルギーへの変換も可能とする方法なのだ。」 「それは、ピラミッドからしか達成できないのではないのですか?それによってあなたは5万歳まで生きたのでは?」 「私はピラミッドから攻めいエネルギーを得たが、実は他にも方法はあるのだ。」 「いわゆる不老不死ですね。」 「そうだ。3つ目は、君達は魔術というと悪いことに使うイメージがあるようだが、本来はそうではなく、魔術とは良いこと、人類にとってためになる目的で当初は使われていたのだ。 たとえば、イエスはこれを使って例の奇跡を起こしたのだ。」 「パンやブドウ酒を大量に作り出したり、湖の上を歩いて渡ったり?」 「そうだ。あれらは全て自然の法則に従ったものだ。」 「何のためにこのような場所が作られたのですか?」 「来たるべき時に備えるためだ。 我々がアトランティスからエジプトに来てこの秘法を弟子達に伝えさせた時から、今の現代文明が物質社会に偏り暗黒への道に進むことはある程度予測されていた。 そのために、イエスは、今の現代文明が始まったときから死後世界ですべての計画を立て、自らの地上への再生と共にキリスト意識を降臨させ、来たるべき時に備えて準備をしていたのだ。」 「それは、今の行き過ぎた物質文明を軌道修正するため、ということですよね?」 「そうだ。来たるべき時というのは、今まさに君達が生きている時代なのだ。我々は、そのために計画的に準備をして、後世の人類のために秘儀参入の方法を残したのだ。それがこの場所なのさ。」 「私はあなたとは、アトランティス時代に一緒だったのですよね?」 「そうだ。だが、それ以外にも私と君は何度か時代を越えて出会っている。 君がエジプトの神官時代にピラミッドイメージングを開発したときにも、私が関わっていたのだ。 あの時の君の弟子だった人物が、今、君のブログに何人か訪れているよ。 今日はこのくらいにしておこう。」 人との出会いは、ともすれば偶然的な出会いと片づけられてしまいがちですが、実はそうではないようです。 出会いとは、すべて必然である可能性があります。 そこから何が発展していくかは未知数ですが。 |