天使な紳士をめざして

また夢を見ました。

今度はミステリー・ホラー系です。



ちょっと一部に汚い話もあるので、食前食後は避けてください。




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謎の集団失踪事件が起こった。

企業が行う若手研修中の出来事だった。



その研修とは、

若手をグループに分け、１週間の間郊外の研修施設で生活しながら

順番に研修を行うというものだった。



そのスタートとなる第１グループが失踪した。

参加者・研修施設関係者・講師の全員がいなくなったのだ。




警察による捜査が行われたが

１ヶ月たった今でも誰一人見つかってはいない。



警察からの報告によると

最初の２・３日までは予定どおり研修が行われていたようだったが、

後半からは研修を行っていなかったようだという。



しかも、その後半から

各自部屋のベッドに閉じこもり、飲食・トイレまでも

ベッド内で済ましていた形跡があるというのだ。



異様な状況から事件性があると思われたのだが、

捜査は難航しているとのことだった。





その研修を主催した企業にとっては大プロジェクトのものだったらしく

事件性が無く、研修自体は安全なものとアピールするために

警察には検証という意味あいも含めて

自分の第２グループによる研修・検証が行われることとなった。




研修を行うことに反対した者もいたが、意外と少数だった。

そこで何が起こったか、どうしていなくなったのか、

原因を知りたいという想いが強い人の方が多かったようだ。



そして、仙道もその１人だった。

第１グループには自分の同期・後輩もいた…。

みんなに何が起こったのか、

自分が参加することで少しでも分かるなら…望むところだ。










第２グループは第１グループと同じ若手が１０人参加する。

家の前までバスが迎えに来て、

そこから２時間ほどかけて郊外の研修施設に到着した。



わざと携帯も入らないような場所に新しい研修施設を作り

少ない人数で広い施設をたっぷり自由に使い研修を行い、

そこで社会人として・職場でプラスになるような人材を作るのがコンセプトらしい。




緑に囲まれた新しい施設…。

ここで失踪事件がおこったなんて、信じられないようなのどかな場所だ。




ひっそりと建っている宿泊棟が嫌でも目についた。

警察や関係者がうろうろしている。




ここがあの場所…。



宿泊棟はコテージ風だった。

中に入ってみると、白が基調のシンプルな作りで、

キッチン・トイレ・テーブル・ソファーと設備がそろっている。



ただ、ベッドが異様だった。

ベッドにはガラスの扉がつけられており、

中からカギがかかるようになっている。



ベッドの中は汚れており

シーツには赤がくすんだような色で文字が書かれている。



「コワイ。出たくない。」

「いつまで続くの」

「体中が焼け付くように痛い。」

「逃げて」






鳥肌がたった。

第１グループの参加者は何かを恐れて

トイレのためにベッドから出ることすら拒否をして

閉じこもっていたことを実感した…。







急に不安になった。

自分も同じ運命をたどるのではないかと。

もしそうならば、

ベッド生活のための準備や対策が必要なのかもしれない。





ベッドの様子をみたせいか、

第２グループの参加者は落胆して宿泊棟から出て行った。





「さすがにショックだな…。」




同じ第２グループで同期の中村が話しかけてきた。




仙道「実際見るまでは信じられなかった…。」

中村「…。気分転換にこの辺り散歩でもしない？」

仙道「賛成。」






中村「第１グループは最初の１・２日は大丈夫だったらしいけど」

仙道「そうだね。」

中村「その保証もないけど…」

仙道「ベッド生活かー。」



中村「なんだか…警察も研修主催者も怪しみえてくるよ」

仙道「全部グルってこと？」

中村「うん。だた…全部グルでも、そうでもなくても…」

仙道「？」

中村「逃げる準備はしようと思うんだけど」

仙道「なるほど」



中村「とりあえず、今のうちに全部の施設とか地理とか把握したくてさ」

仙道「その散歩かｗ」

中村「そうそうｗ」




そう話しながら研修施設の中を探検するために

施設の奥へと歩き出した。








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ここで目がさめましたｗ

実はこの夢、今日見たのはこの夢の後半で

前半の内容は、たしか、先週ぐらいに見てるはず。




夢の続きを日をあけて見ているという珍しいケースでした。

この続きもあるのかな…

見たいような見たくないような…orz