カテゴリ:乗りもの
引き続き、「第41回東京モーターショー2009」のレポート(3回目)をお届けします。 会場内中央ホールにあるモーターラウンジには「三菱の旧型リムジン(復元車)」が展示されています。これは我国初の量産乗用車として、当時、自動車先進国であったイタリア国「フィアット」のリムジンを参考(っていうか、ほとんどコピーのような・・・)に、三菱造船神戸造船所で1917年(大正6年)~1921年(大正10年)までに試作車を含め22台が製作されたそうです。ちなみに、この展示車は当時の資料をもとに1972年(昭和47年)に復元したものなんだそうです。 . 皇室の御料車も、大正時代にクルマの導入をはじめており、当時の古い写真帖で似たようなクルマを見たことがあったので、妙に親近感!?!?が湧いてしまいました。(笑) . ▲大正時代に宮内庁へ納められた「フィアット」。(P:宮内庁) . そして、弊ブログでお馴染みの「皇室用ナンバー」も国交省自動車交通局のブースに展示されています。前開催までは「実物」が展示されていたのですが、今開催では「写真」による展示になってしまいました。ちなみに「皇8」は現存するナンバー(センチュリー御料車が登録)です。 . ▲皇ナンバーのほか、様々なナンバーが展示されています。 . ▲立派なケースに収められていますが、中身は写真でした。 . レクサス・ブースでは、LFAのドアやボンネットが開けられた状態で展示されていたのでパチリ。 . . レクサス・ブースの奥には、「LFAArtGallery」という隠れた展示コーナーがあり、アクリルで作られたLFAが展示されています。1/1サイズとはいえ、とても精巧な造りになっており、見る者を魅了させます。このオブジェ、2005年に開催されたミラノ・デザインウイークに出展されたものなんだそうです。 . ▲まるで、氷の彫刻のようです。 . ▲実物は光の演出により、もっと青白く輝いています。 . ▲レクサス・LF-Ch . ▲FT-86コンセプト . モーターラウンジには、三菱の旧型リムジンのほかにも懐かしいクルマが展示されています。その中でも一際目立っていたのが「MAZDA RX500」です。このクルマは1970年(昭和45年)に行われた第17回東京モーターショウで展示されたそうで、実に40年ぶりに返り咲きを果たしています。それにしても今でも強烈な個性を主張しているなぁ~と。普段は広島県にある広島市交通科学館に展示されているそうです。 . ▲宇宙に向かって走り出しそうなデザインです。 . 日産ブースから「ランドグライダー」。シートを前後の配置するレイアウトは、クルマというよりは戦闘機を思わせます。印象的なことは、コーナーリングフォームの際には、フェンダーを左右に上下させながら通常で5度~10度、最大で17度も傾くんだそうです。(画像が無くてごめんなさい) . . 続いて「日産ガザーナ」。今年3月のジュネーブショーで世界初公開されたクルマで、今回の展示はは凱旋帰国となった。日産いわく、小型スポーツカーとオフロードカーを結合させたコンセプトカーなんだそうです。 . . お次は「日産フーガ・ハイブリッド」。外観上に大きな変化はないが、あくまでも「参考出品車」という位置づけになっている。日産独自の開発である1モーター2クラッチのパラレルハイブリッドシステムなんだそうで、高出力リチウムイオンバッテリーとの組み合わせで、3.5リッターV6エンジンながらコンパクトカー並みの燃費を目指しているとのこと。2010年の秋頃の発売を目指しているそうです。 . . . 次回に続く・・・かな!?!?
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Last updated
2009.10.31 13:32:54
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