題名【継母の心得】
作者:トール 様
カテゴリー:全年齢
https://www.alphapolis.co.jp/novel/941289638/356604193
【本編第一部完結済、2023/10/1〜第二部スタート☆書籍化 4巻発売中☆ コミカライズ連載中、2024/08/23よりコミックシーモアにて先行販売開始】
※継母というテーマですが、ドロドロではありません。ほっこり可愛いを中心に展開されるお話ですので、ドロドロが苦手の方にもお読みいただけます。
山崎 美咲(35)は、癌治療で子供の作れない身体となった。生涯独身だと諦めていたが、やはり子供は欲しかったとじわじわ後悔が募っていく。
治療の甲斐なくこの世を去った美咲が目を覚ますと、なんと生前読んでいたマンガの世界に転生していた。
不遇な幼少期を過ごした主人公が、ライバルである皇太子とヒロインを巡り争い、最後は見事ヒロインを射止めるというテンプレもののマンガ。その不遇な幼少期で主人公を虐待する悪辣な継母がまさかの私!?
前世の記憶を取り戻したのは、主人公の父親との結婚式前日だった!
突然3才児の母親になった主人公が、良い継母になれるよう子育てに奮闘していたら、いつの間にか父子に溺愛されて……。
オタクの知識を使って、子育て頑張ります!!
子育てに関する道具が揃っていない世界で、玩具や食器、子供用品を作り出していく、オタクが行う異世界育児ファンタジー開幕です!
番外編は10/7〜別ページに移動いたしました。
継母の心得 (レジーナブックス) [ トール ]
継母の心得(2) (レジーナブックス) [ トール ]
なぜ最近アクセスが増えたのかと調べてみたら、コミックシーモアでコミカライズが始まったみたいですね!
情報が遅くてすみません。
継母の心得を検索して私の動画にたどり着いた方がいたとしたら申し訳なくて申し訳わけなくて、今更なのですが全部読み返して感想を書こうと思います。
前は「小説家になろう」のサイトでもアップされてたのですが、アルファポリスで小説家されるにあたって削除されてしまいました。
今はアルファポリスのサイトでポイント交換で読むことができます。
書籍も販売しています。
ヒロインは日本で生活していましたが、癌のために亡くなってしまいます。
その記憶を思い出したのは17歳の時。
前世の記憶とともに、この世界が病室のベッドの上で読んだ漫画「氷雪の英雄と聖光の宝玉」の世界だと気づきます。
貧乏伯爵家で生活するヒロインのイザベラは、母親はすでに亡くなっており、父と弟とイザベラで住んでいます。
公爵家からの結婚の申し込みにより近々30代の公爵の後妻になることが決まっています。
そして、その公爵が漫画に出てくる氷の大公、漫画の主人公の父親であることも思い出します。
イザベラは記憶を思い出したことで、自分はもう30代だったのだから、30代の公爵との結婚でちょうどいいという思いになります。
(急に気持ちが変わった家族には不思議がられますが)
結婚後、お屋敷に行くと2,3歳くらいのカワイイ男の子と出会います。
男の子は話すことができず、乳母もいなく、ずっと部屋に閉じこもっている(閉じ込められてる?)という生活を送っているようです。前世、子どもを産みたかったという思いがあったイザベラはそのカワイイ子供が公爵の息子であると予想して、その子を育てることに決めます。
自分は公爵との間には子供ができるような行為はないだろうと思っているので。
その男の子、ノアのためにイザベラは子供用のおもちゃ、積み木やパズルを作ったり、食器を作ったりして、子供用の雑貨のお店を作ってしまったりします。
そのお店を作ることによって、公爵領の雇用を増やしたり、公爵領の人々の好感度はアップ。
公爵と最初の頃は交流がなかったものの、新素材を伯爵領で見つけてしまったため、伯爵領と自分を守ってもらう代わりに公爵には自分から触れないという魔法契約をします。
公爵は皇帝から憎まれており、公爵家と皇帝との関係性は悪いです。
公爵は女性と同じ場所にいると吐き気がするくらい女性嫌いなのですが、なぜかイザベルとは同じ馬車に乗れることに気づき・・・・。
公爵の思い、ノアの子育て・・・・それがこの作品でどうなっていくのか!!!
そこが読みどころです。
お話としては、コメディより。
でも、泣かせるところもあり。
子育てだけの話だったはずが、皇帝一族の後継問題とか、派閥問題とか、そういう諸々が徐々に絡み合ってくるお話です。
=ちょっと過去のお話=
私が書籍化で懸念していたのは、小説家になろうの中では、めっちゃドラゴンボールとかワンピースとかが分かる感じで内容に含まれていたことです。
書籍化作品では、そういうところは全部ぼかしてあるんですけど小説家になろうで読んだことがある方は、あそここういう風にしたんだ、って思うところでもあります。
かめ〇め波ーとか全然使ってたので、それは書籍化にはちょっと難しいところですよね💦
でも面白いところでもあったんですけどね。