2005/09/06(火)14:03
妻を殺す夫の気持ちってわかりますか?
悲惨な事件が起きてしまいましたね。
夫が妻を殺してしまうという前代未聞の事件。
動機を聞くと笑ってしまうような・・・。
「妻が自分を構ってくれないから・・・」
この事件、よく考えてみると、普通の夫婦が抱えている問題の縮図があるんですね。
どういうことか?
この家庭、2ヶ月の赤ちゃんがいましたね。
当然、妻は、赤ちゃんにかかりっきりです。
そこで、夫はどう思うか?
「もう少し、自分のことをもう少しやってくれないかな?」
これは男なら誰も持つ感情なのです。
妻を愛しているなら。
この「自分のことをもう少しやってくれないかな?」という柔和な感情が激情に変わる瞬間があるのです。
その瞬間とは?
夫 「なあ、子供ばっかりかまって。俺のこともやってくれよ」
妻 「私だって、子供のことで手一杯なのよ。あなたも手伝ってくれたっていいじゃないの!」
夫 「なんだ、その言い方は!」
わかりますか?どこが激情に変わるターニングポイントか?
そう、そうですね。
妻の受け応えです。
「私だって・・・」「あなたも・・・」
これは禁句です。
きっと、この事件の夫婦もこのようなやりとりが絶え間なかったと思いますね。
そしてあの凶行!
では、どう妻は応えればよかったのでしょうか?
妻 「ほんとにゴメンなさいね。いま、この子のことが終ったら、やりますから。あなたのために、おいしいビールを冷たーく冷やしてありますから。あなたの好きなおつまみも買っておきましたヨ。あ、そうそう、それから、ビール飲んでからでもいいから、少し手伝ってもらってもいいかしら・・・」
妻も育児でイライラしているのはわかります。
特に、生後2ヶ月頃なんか、育児に慣れていませんし、寝不足でノイローゼ気味状態だったのかもしれません。
でも、夫を操縦するツボをはずしては、妻は失格です。
夫婦関係は崩壊するのです。
自分が一歩下がって、夫の自尊心をくすぐってあげるのです。
それでいて、自分のお願い事を頼んでしまうのです。
結局、男はみな、子供と同じです。
同じ目線で張り合うのでなく、自分の手の平であやすような余裕を持って、接しましょう。それが夫婦円満の秘訣です!
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