成績向上塾  鴻巣市 早稲田国際学園 不肖、高橋奮闘中!

2023/09/21(木)18:00

N君の思い出

塾を始めた頃は 梁山泊の如くで 早稲田の先輩や後輩が、 きら星の如くいて みな東京から通ってこの塾を手伝ってくれた 中にはその後、東京外国語大学、上智大学の 教授になったHやYさんもいた  その一人にN君がいた 彼は塾の講師として 生徒にとても人気があった 数学担当で、 ガリ板で毎回小テストを作り 生徒にさせ、成績を上げた その生徒たちも今は 50台後半のいい大人になっている… 卒業後は地元の広島で 上級職の公務員となった まだ自分が30台始めの頃 彼から結婚式の招待状をいただいた 記憶では その中に一万円が数枚入っていて 貧乏な私を気遣かって 広島までの交通費として 入れてくれたのだと記憶している。 いや、祝儀袋を受付に 出したら 自分宛の封筒を渡され その中に入っていたかもしれない… いずれにせよ 懐の寂しい自分への配慮に 彼らしいと いたく感激した…  あの頃、 講師と塾長といっても それほど年の変わらない 彼と自分は どう生徒を教えるべきか 授業の終わった遅くまで よく議論したものだ… 式が終わり 彼の高校時代の恩師だという方と 酒場で酒を飲み 夕闇の平和記念公園を歩いた… 別れを告げ 自分はかなり酔い 広島駅から寝台特急に乗った 頭の中で 彼の恩師の 「この公園の地面を少し掘るだけで 今も人骨がたくさん出てくるのです…」 という言葉が、レールのガタンガタンという 音とアルコールにやられた頭のなかで 反響し、「寝台特急」に乗ったのに 寝つくことができずに 二日酔いで揺られて帰ったことが 忘れられない… こんなことを書いたのは 今週末から 通信生の高校3年生、先生たちと 広島に修学旅行に行くからである あれから 35年以上も経つのである…

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