(道具について)「ゴミの家」のデッキに使った土台、ヒノキの丸太をチェーンソーで半割りにしているところです。ログハウスはチェーンソーだけで刻むことも可能ですね。電気のない場所では大活躍してくれますが、ガソリンとオイルが燃料なので自然には優しくないです。たぶん。日頃、私が使っている道具は、電動丸ノコやノミ、カンナですが今の時代は電気に頼らなければ仕事になりません。親方が若い頃は全部手道具でやっていた時代。チョウナではつり、材の両端にさしがね置いてねじれを確認して4面が直角になるよう柱作りをしたそうです。ですから、丸ノコが登場した時は革命的な出来事だったらしいんですよね。ただ、「仕事は昔の方が楽しかった」と言ってました。 今は住宅も工業化というかシステム化されて現場が始まるとあっという間に家が出来ます。高断熱、高気密住宅にして1年中快適を目指していますけど、それが全てだとは思っていません。 昔の人はチョウナや手ノコ、ノミ、カンナだけで家を建て、カナダ人は斧1本で丸太に刻みを入れて積み上げ、草や土を隙間にいれてログハウスを造ってきました。 道具の歴史やそれにまつわるいい話は他にもあります。また書き足したいと思います。 斧1本で家を造ってみますかね。 犬小屋程度の。 ジャンル別一覧
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