テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:広島カープ
セ・リーグの最優秀選手には、広島カープの新井貴浩内野手が選ばれた。プロ18年目で初の受賞。広島選手としては1991年の佐々岡真司以来25年ぶりで、39歳シーズンでのMVPはセ・リーグ最年長記録となった。予想通りだな。妥当な選出だと思う。
コメントが新井さんらしい。「黒田(博樹)さんには思い切りガッツポーズでいけといわれたんですが…最初(受賞を)聞いたときは冗談かと思いました」「今年1年はまさかまさかの連続でしたが、最後にまさか僕が(MVPを)もらえるとは…この賞は監督はじめ、最高のチームメート、最高のファンに獲らせていただいた賞だと思います」「自分も他人事のような感じ。(MVPは)僕が獲ったのではなく、獲らせていただいた賞なので(ガッツポーズは)できません」「普段通り、歳はとってますが、1試合1試合泥だらけになってやっているところを、若い人が見てくれ、時には若い人に僕が引っ張られた」「勝っているときも負けてるときも、ベンチは元気で今年は逆転勝ちが多かった。少々のビハインドもあきらめてなかった」「最後の最後にちょっと悔しい思いをした。今年より厳しく険しくなると思うが、みんなで力を合わせるのがカープの良さ。一体となってがんばりたい」若いチームの中で、伸び伸び楽しく野球してきた1年を見られるような気がするコメントである。 今年4月、史上47人目の通算2000安打を達成した。シーズン67試合で4番に座り、25年ぶりのリーグ優勝に貢献。また、8月2日のヤクルト戦(神宮)では、42人目の300本塁打を達成。同月25日の巨人戦(東京ドーム)では、41人目の通算1000得点を記録した。123試合に出場し、6年ぶりの3割台となる打率・300、19本塁打、101打点をマークした。記録ずくめの1年に、セ・リーグナンバーワン選手の称号を手にした。 広島カープの選手がMVPを受賞するのは、75、80年の山本浩二、79年の江夏豊、84年の衣笠祥雄、86年の北別府学、91年の佐々岡真司に次いで7度目(6人目)。 また39歳シーズンでのMVP受賞は、40歳シーズンで受賞した88年の南海・門田博光に次ぐ年長記録。阪神・若林忠志が1リーグ時代の47年に、39歳シーズンでMVPを受賞している。セ・リーグでは、新井が最年長受賞となった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年11月29日 20時18分55秒
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