森永卓郎さん死去
昨夜、風呂上がりに何気にテレビを見ていた。92歳のおじいちゃんがトライアスロンの大会に出場して、規定時間に5秒遅れたものの完走を果たしたという。凄い!その気力体力が羨ましい! 思わずあやかりたいとテレビ画面に向かって両手を合わせ拝んだ。目を開けるとテレビ画面に「森永卓郎氏死去」とのテロップに驚いた。一昨日は、大竹まことゴールデンラジオに出演していた。リモートでの出演だという。確かに声にいつもの張りがない。先週は食事が出来なかったそうだ。しかし、話している内容は、いつもと変わらずしっかりとしていた。これなら来週以降も声が聞けると思っていたのだが・・・森永さんは2023年12月にステージ4のすい臓がんであることを公表。一時は抗がん剤が体に合わず、危機的な状況に陥ったが、治療法を替えたあとは持ち直した。昨年11月の文化放送「浜祭」では、歌唱勝負で「私は本気です。本気の森永卓郎です。私、大みそかのスケジュールは空けておりますので」と笑顔。高橋真梨子の「ごめんね…」を熱唱した。拍手喝采の中「行くぞ、紅白!」と宣言。最後には「来年の浜祭まで生きてやる!」と拳を突き上げた。熱唱を見守った大竹まことさんは「出だしで止めようと思ったけど、止めなくてよかった。哀れな感じがしたけど、良かった。お子さんとお孫さんが来ているようで。これがラストステージです」と毒舌を交えて拍手を送った。伊東四郎さんは「森永さんのやる気には呆れた。恥を知らない」と笑わせながら「立派な心意気」と褒めちぎった。公開生放送後、取材に応じた森永さんは「来年は、私が死ぬか、伊東四朗さんが死ぬかが注目ですね。私の病気は大丈夫と思っていたら、急に死んでしまうので。まず私は来週のラジオまでは生きていたいと思います」とブラックジョークを飛ばしていた。今年の「浜祭」にも3人揃って出て欲しかったな。一昨日に声を聞いた人が、昨日にはこの世の人でなくなっている。御冥福をお祈り申し上げます。