”藪から棒” に何を思ったか?…
急に何を思ったか、紫式部の『源氏物語』を読みたくなった。現在放送中の大河ドラマのせいでは決してない。もちろん過去にその物語の一部分は読んでいるのですが、全文は読んだことはない。海外では、なんでも45か国の言語に翻訳されているとも聞くし、外国人にも大変な人気だそうである。それなのに日本人のわたしが、それを読んでいないのは問題ではないかと思ってのことです。どうも『源氏物語』と言われると、学校の授業で学ぶモノ(と言ってもほんの少し齧るだけ)とのイメージがついてしまって、全文を読むことなどなく今日に至っているのです。「やはりここらで本気になって『源氏物語』読んでやろうじゃないか!」という事です。思い立ったら即行動ですが、何を買えばいいのか? 谷崎潤一郎か円地文子か与謝野晶子か、角田光代か田辺聖子か、やはり瀬戸内寂聴か? という事ですが、瀬戸内寂聴さんのモノが一番読み易そうと勝手に判断して、それを買うことにした。ハードカバー10巻のしっかり読み応えのありそうな大量書籍です。文庫本のモノも有るのですが、フォントが小さいかもしれないと眼鏡を掛けなければならない面倒臭さがついてまわるので、それを避けたという事です。もうあと数日で届くでしょう。