2008/06/17(火)06:50
ギネスブックにも名を連ねている…
“パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ”
ぼんやり画集を眺めていたら、こんなのが出てきました。
これが35年前に91歳で亡くなった20世紀の天才画家“パブロ・ピカソ”の正式な名前です(なんだか“寿限無”みたい!)。
スペインのマラガ市役所の出生届けにこう記されているのですが、当の本人も覚えきれなくって名乗れなかったようです。
結局、最初と最後だけ取ったのですね。
彼は名前の長さもさることながら、その作品数も尋常でなく膨大で、かのギネスブックにも最も多作な画家として載っているらしいのです。
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調べてみるといろいろ説があるのですが、一般的には絵画作品が13500点、版画10万点、挿絵34000点、彫刻300点(1300点と表記しているものもある)他などとされていますが、正確な数は殆んど調べようがないのです。
この数字はざっと荒く見積って、赤ん坊の時からを含めて一日に4点以上の作品を創作してきた計算になります。
なんとも驚嘆すべきエネルギーではないですか!