カテゴリ:ギター関連
久しぶりにギターネタをひとつ。
ギターネタでブログを書こうと思えば、何本かは書ける。 今回もそんな私の勝手な想いです。 今回のテーマはこの写真のギターのこと。 見てお分かりの通り弦が5本しかない。このギターはかなり特殊なギターです。 このギターに名前が付いているのかどうかは存じませんが、これはローリングストーンズのキース・リチャーズがイギリスのギター製作者の今は亡きトニー・ゼマイティスに注文して作った5弦のギターです。 通常のギターは当然6弦であるのはご存知の通りですが、このギターは一番太い弦の6弦を取り除いた5弦のギター。 キース・リチャーズはこの5弦ギターを、“オープンGコード” や “オープンEコード” など変則チューニングにして演奏しているのです。 ここでいうところの “オープンGコード” と言うのは、フレットを押さえない開放弦で “G” の和音になるように調弦するのですが、この手法は昔からアメリカのブルースマンたちがスライドギターなんかでよく使っていたテクニックです。 ところがこのチューニングをした上で、6弦を取り払ってしまうという発想はキースが考え出した彼独自のギタースタイルなのです。 キースは今でも通常の6弦ギターの6弦を取り外して使っておりますが、わざわざ5弦のギターを特注するとは恐れ入りました。 彼は最近はもうこのギターを使っているところは映像でも見かけませんが、何ともこのギターは魅力的であります。 ボディのインレイなんかはちょっと私の好みとは違いますが、キースがこのギターを使っている映像も見てみたいものです。 日本のどこかのメーカーが、随分前にこのギターのレプリカを数本作ったらしいのですが、中古市場などに出回ったということは聞いたことがありません。 レプリカでいいから欲しいなー! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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