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門外漢のねごとたわごとひとりごと

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2018.07.17
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カテゴリ:旅行関連
サラゴサが2つ目の宿泊地で2泊した。

その2日目に40キロほど離れたところにあるベルチテという街へ、バスでちょっと遠出をした。

1時間ほどバスに揺られるわけですが、道中サラゴサを出れば、もう何もないようなところ。
麦畑とオリーブ畑のほかは下草しか生えていないような荒れ地、乾いた砂漠のような風景が続くのです。

調べてみると、このベルチテという街は <<1937年のスペイン内戦中、共和派と反乱軍の間でアラゴン戦線のひとつとして ”ベルチテの戦い” が行われ、かつての市街地は完全に破壊されて廃墟となったという。時のフランコ独裁政権は、廃墟を内戦の ”生きた証人” 遺産として残しておくことを指示。内戦終結後の1939年以後には、そのゴーストタウンとなった廃墟に西側に隣接して新市街地が建設された>> それが現在のベルチテ市街ということになる。

そんなスペイン内戦の爪痕となった廃墟を見学に行ったということです。

そこへ行ったその日は観光客どころか人通りもまったくなくて、街全体が閑散としている。
ポツンとスペインの田舎町に置いてけぼりにされたような、ちょっとうら寂しい気分になった。

今やどこへ行っても見かける中国人観光客の姿ですがが、たまたまかもしれないが流石にここでは見かけることはなかった。

いくらなんでもここまではやってこないのだろう。

そんな田舎町ベルチテの数時間に1本くらいしか来ないバス停(乗り遅れると大変だ! サラゴサに帰れなくなる)、そのずーっと向こう正面の方の壁をみるとそこに、なんの脈絡があるのか無いのかしら? ジョン・レノンの顔が落書きされていた。





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Last updated  2018.07.17 03:50:07
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