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カテゴリ:生活関連
洋の東西の違いを、身近な玄関ドアでも知ることになる。
映画やドラマを観ていて、西洋は玄関ドアは内開きが主流ですが、日本の玄関ドアは大半が外開きであることに気づく。 ![]() 日本の住宅もどんどん洋風化しているのに伴い、西洋とは逆に日本ではどうして外開きドアがスタンダードになったのでしょうか? それはおそらく、日本の文化と日本の住宅事情に由来しているのだろうと思われます。 まず、日本は表から室内に入るときに、履物を脱いで上がります。したがって玄関框(かまち)の手前は靴の脱ぎ場が必要になる。(因みに玄関框とは、玄関の上がり口付近、段になって立ち上がった境の部分のこと)。 入り口が引き戸なら玄関框と平行に開閉するのでスペース的に問題はなかったが、内開き扉だと、扉を開けるごとに、靴を脱ぎ掃きするスペースが狭くなる。 また玄関が狭いと、履物や靴が扉で押しのけらることにもなりかねません。そんな理由で、日本の玄関ドアは自然に外開きがスタンダードとなったという。 こんな見解もありました <<「内開き」のドアであれば、怪しい人物が無理やり中に入ってこようとしたとき、全体重をかけてドアを閉めることができます。さらに、内側に家具を積めば、即席のバリケードを作ることができるというメリットもあるのです>> と。なんとなく ”なるほど” と納得。 また、先の東日本大震災で東北地方を襲った津波や豪雨による洪水などが起きたとき、内開きドアのほうが安心なのだということもあるようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.03.28 01:00:07
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