門外漢のねごとたわごとひとりごと

2021/10/08(金)00:50

わたしは好きなのですが評価は今一つ…

音楽関連(308)

『サタニック・マジェスティー・リクエスト』というストーンズの旧いアルバムがある。 このアルバムはビートルズの『サージャント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド』に追随して作られたアルバムで、これまでストーンズがリリースしたアルバムの中でも異質な、ストーンズらしくないアルバムとされており、根っからのストーンズファンからは敬遠されている作品かもしれません。 この頃のストーンズは、ビートルズの後追いをしているとみられた時期です。 でも私はこのアルバム、さほど嫌いではないのです。というのは、何と言っても『シーズ・ア・レインボウ(She‘s a Rainbow)』という楽曲が入っているからです。 この楽曲、本当にストーンズの曲か? というくらいらしくないメロディの美しい曲なのです。 ピアノソロで始まる印象的なメロディー、このピアノソロに使われたピアノは当初、”ミック・ジャガーの娘さんに買い与えたおもちゃのピアノが使われた” と言われていたのですが、どうもそれはガセネタのようで、実際には通常のピアノをニッキー・ホプキンスが引いているのです。 わたしはこのピアノ演奏も当時、楽器なら何でも弾きこなせたブライアン・ジョーンズが弾いているのではないかとまで思っていたのですが、それは違ったようです。 ストーンズの数多ある楽曲の中で、この『シーズ・ア・レインボウ』の評価が今一つ高くないのが、わたしとしては大きな不満なのですが・・・。 因みに、この『シーズ・ア・レインボウ(彼女は虹)』の ”彼女” とは、マリアンヌ・フェイスフルのことだそうです。

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