2022/05/04(水)00:10
この人のYAMAHA時代のモノを持っている…
『テリーズ・テリー(Terry’s Terry)』という日本のギターメーカーがある。
その歴史は、定かではないが半世紀近くにはなるのではないか。
このギターメーカーの主宰者は『テリー中本(中本輝美)さん』という、元は ”YAMAHA” に在籍するアコースティック・ギター専門のギター製作者(ギタービルダー)だった人。
その名は知る人ぞ知るという、この世界ではそこそこ有名な人です。
現在ネットの情報では、この『テリーズ・テリー(Terry’s Terry)』のギターは注文してから完成納品まで4~5年もかかるのだそうで、すごい人気があるようです。日本の有名ミュージシャンたちが何人もこのメーカーのギターを使用しているという。
因みに価格はもちろんいろいろあるのでしょうけれど、中古品で140万円近くはしているようですから、もう私なんかには「お呼びでない!」という無縁の世界ということです。なぜ唐突にこんな話しを書いているかというと、この中本輝美さんが作ったYAMAHA時代のギターを、わたしは1本所有しているのです。
もちろんその頃のこの人が製作したギターは百何十万円もしたわけでは全くない。
それでもそこそこその時代(50年ほど前)では高級品としての価格は付いていたと思います。
そのギターはこの『ねごとブログ』にも何度か、手持ちギターの紹介として登場しています。
その製品名は『YAMAHA FG-2500』という1972年製の12弦アコースティック・ギターです。
サウンドホールの正面には、中本輝美さんの直筆サインが書かれているのです。
ただこのギターわたしには使いこなせなくって、ほとんど手にすることはありませんでした。