2023/01/10(火)00:10
その地方で作られたモノしか名乗れない…
お酒のはなしです、それも洋酒の。
その蘊蓄を少しだけ、書物の受け売りがほとんどですが・・・。
みなさまご存知の『ブランデー』です。ただその起源は明らかではないようです。
でも、一般的には13世紀のスペイン生まれの錬金術師アルノー・ド・ビルヌーヴという人が、ワインを蒸留して作ったのを始まりとしているようです。
このお酒『ブランデー』という言葉の語源は、オランダ語の『ブランデウェイン』からきているとある。この『ブランデ』は焼いたという意味で『ウェイン』はワインのことで、焼いたワインとなってつまり ”蒸留したワインのお酒” という意味です。
一般に『ブランデー』といえば、葡萄を原料にした ”グレープ・ブランデー” のことを指していますが、葡萄以外の果実から造ったブランデーは大まかに ”フルーツ・ブランデー” 呼ばれており、リンゴを原料にしたアップル・ブランデーでは、有名なもので「カルバドス」や「オージュ」などが世界的に通用している。因みに本家の『グレープ・ブランデー』で代表的なものには「コニャック」や「アルマニャック」というのがあるのはご存知のところ。
「コニャック」や「アルマニャック」と名乗れるブランデーは、それらそれぞれの地方で作られたブランデーだけという事です。
ちなみにわたしは洋酒はあまり戴きません! と言ってもまったくという事でもありませんが。