プレッシャーというのではないが…

今年の2月下旬から3月上旬にかけて、大阪西天満のギャラリーで友人との『二人展』を開催して、そこそこの来場者数に恵まれた。 そんな来場者に後日挨拶状は出して、顔を合わせることがあればお礼を申し上げてきた。 そんな折に決まって言われるのが「次はいつやらはるんですか？」とか「来年も楽しみにしています」とか「早く次も観たいです」なんてお言葉を戴くのです。 有難いことです。しかしながら今回の『二人展』に出した作品約30点に関しては、そうそう短期間に描けたわけではない。何年もかかっているし、中には20年以上も前に仕上げた絵も有る。 そんなゆっくりした制作ペースなものですから、「来年あたりに次の個展を！」なんてことはあり得ないという事になるのです。 『二人展』に出した作品すべてを、私自身が納得しているわけではありませんので、それに新たに手を加えて次の個展に出すという事も視野には入れておきますが、なるたけそうはしたくないのです、気持ちの上で。わたしも今後、そう何回も個展がやれるわけではありません（年齢的にたぶん）から、来年は無理にしても再来年くらいには開催したいという目標は立てておこうと思っています。 観ていただいた皆様から励ましのお言葉も有難く戴きましたが、プレッシャーというのではありませんが、身の引き締まる思いも致します。