2024/06/01(土)00:10
まさに ”革命的な現象” だったのだろうな~…
前日の大雨の翌日、好天で気温もさほど高くなさそうだったので、京都市京セラ美術館で今開催中の『パリ ポンピドーセンター キュビズム展 美の革命』に行ってきた。
今回は150点もの作品が来ていて、初来日作品も50点もある。
そこそこ大きな美術展覧会というものは、結構疲れるものです。
それは私の場合、何よりも一点一点懸命に観賞するからにほかなりません。
今回この『パリ ポンピドーセンター キュビズム展 美の革命』の作品たちも、おそらくはもう二度と現物を観ることは無いだろうから…、そんな思いで観賞するものですから尚更という事かもしれません。
もっと力を抜いて楽~に、ぼんやりと観賞してくれば良いとは思っているのですが、どうしても力が入ってしまうのです。
因みに、”キュビズム” と言えばピカソとブラックと反射的に思うのが定番ですが、彼ら以外にわたしが名前も知らない画家の作品がたくさんありました。
その名も知らなかった絵描きさんの作品が、結構目を引くものがあっていい展覧会を観賞したと思っている。
ただ、わたしはキュビズムというジャンルは、好みではなく共感しているわけではありませんが、キュビズムというジャンルの作品が出てきた当初は、反発されるも受け入れられるも共に驚きをもって反応されただろうことは想像に難くない。
良くも悪くも、まさに ”革命的な美” だったのだろうな~!
久しぶりにとても見応えのある展覧会でした。